埼玉県教育委員会から、以下のような情報が発信されているので、関係者の方は一度目を通しておくほうがいいだろう。
マークシート方式及び記述式による学力検査を 受検するときの注意について
◆シャープペンシルも可と明言
時々話題になるのが、使用する筆記用具のことだ。
筆記用具も読み取り機器も年々その品質や性能がアップしているので、昔の常識はそのまま通用しない。にもかかわらず、いまだに「鉛筆に限る」と言い張る人がいる。「芯の固い(硬い)人」なのだろう。
大学共通テストの場合だと、そういう「芯の固い(硬い)人」がいまだに権力を持っているらしく、「解答には,必ず黒鉛筆(H,F,HBに限る。)及びプラスチック製の消しゴムを使用してください。黒鉛筆以外のもの(シャープペンシル等)を使用してマークした場合には,解答が読み取れないことがありますので,使用しないでください」と、あくまでもシャーペンを認めない姿勢だ。
ただ、「使用しないでください」というお願いであり、禁止しているわけではないので、その場で失格にされることはない。雰囲気的にちょっと使いにくいな、という程度か。
その点、今回の埼玉県教育委員会は明快で、「HBまたはBの鉛筆(シャープペンシルも可)」と書いている。
これで、鉛筆・シャーペン論争は決着。
◆他県もシャーペン可
マークシート方式では、はるかに先行している東京都や神奈川県はどうか。
【東京都】
「筆記用具は、鉛筆が適しています。シャープペンシルも使用できますが、極細芯のシャープペンシルを使用すると、消しゴムで消したときに 書いた跡が残る場合があるので、避けた方がよいでしょう。シャープペンシルを使用する場合には、芯の太さが0.5mm以上のものにしましょう」
【神奈川県】
「筆記用具はHBまたはBの黒鉛筆が適しています。シャープペンシルを使用する場合は、芯の太さが0.5mm以上のものにしましょう。ボールペンは不可です」
どちらもお勧めは鉛筆だが、シャーペンを禁止しているわけではなく、使うなら芯が太いものにしたほうがいいと言っている。
その昔、と言っても20数年前だったと思うが、仕事で光学式のマーク読み取り装置を利用したことがあったが、読み取りエラーも少なくなかった。その当時に比べたら、性能も格段に進歩しているし、採点を100%機械に任せきりにするのではなく目視によるチェックも入るだろうから、マークの仕方(塗りつぶし方)について心配し過ぎないほうがいいだろう。

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