最近の生活様式について。ランニングはノーマスクに決めた。ランニングエチケットって誰が言い出したんだ。
 言い出しっぺかどうかは分からんが、ノーベル賞学者・山中伸弥教授の影響力は結構あった気がするな。あの人最近何だか変。というのはとりあえずおいといて、4月5月はまだ耐えられたが、この暑さではさすがに無理。相変わらず律義にマスク走行を続けているランナーも見かけるが、瞬間すれ違ったり追い越したりする程度で感染なんかするものか。

 私は朝走る派だ。夜は苦手だ。
 夏場、特に今の時期は夜明け前に起きる。さいたま市の今日の日の出は5時6分だ。その日によるが6時過ぎから走り始める。走行距離・時間もレースのないこの時期は気分と体調次第だが、時間にして1時間から1時間半といったところだ。

 食事はしないがバナナを食う。しっかり水も飲んでおく。時々アミノ酸も事前補給。
 ニベアの日焼け止めを顔と腕に塗りたくる。
 帽子を被り、スポーツサングラスをかける。夏場に限り、腰巻きポーチに途中の水分補給用ペットボトル360mlを装着する。中身は凍らせてある。30分も経つと冷たく飲み頃になる。
 そうそう、なんぞの時のためにSuicaは持って行こう。

 いざ出発。
 太陽は出ているが高くないので日影ができる。そこを選んで走る。地面もまだ冷えている、とまでは行かないが、照り返しはない。
 人通りは少ない。たまにすれ違うのはランナーと、あとは年寄りばかりだ。自分もだけど。
 こんな状況で、マスクなんて要らんだろう。

 コースはだいたい決まっているが、時々気分を変えて知らない道を走ってみる。方向感覚は良い方だ。というか、太陽見てりゃ分かるよな。それに道はみんな親戚だ。どっかで必ずつながっている。
 小さな公園で年寄りたちが集まってラジオ体操をやっている。10年後の自分だ。

 7時を過ぎるとだいぶ気温が上がってくるが、そのころには終了だ。
 シャワーを浴び、プロテインを補給する。それほどの意味があるのかと思うが気休めだ。

 以上が、最近の生活様式、ではなくランニング様式だ。

 もう一つ。
 マイバック、エコバックはやめだ。
 ちょっとやってみたが面倒だ。エコにならないことは最初から分かっている。3円払ってレジ袋をもらおう。それなら袋詰めもしてくれるみたいだし。
 有料化が始まったのが7月1日からだから、1月半は続けたことになるが馬鹿馬鹿しい。定着してほしくない習慣だ。

 あえて世の中の流れに逆らおうとは思わないが、意味のないことはやめよう。ストレスになるだけだ。