埼玉県公立入試志願先変更2日目の結果。専門学科及び総合学科編である。

 専門学科全体の倍率は、前年同期の1.05倍を下回り0.98倍だった。1倍を割ったのは初めて。
 総合学科も前年同期の1.05倍を下回り0.95倍。こちらも1倍を割ったのは初めて。
 なお、普通科も含めた全日制全体倍率は1.10倍で、前年同期の1.12倍を下回り、過去最低となっている。

◆理数科は例年並み
 学科ごとでは、理数科は前年同期の1.60倍を大きく上回り1.86倍。ただし、過去5年間で、28年度に2.20倍、30年度と31年度に1.87倍を記録しており、理数科としては特に高い倍率ではない。最高は大宮北の2.08倍。
 ※訂正(2月20日):理数科の最高は大宮と大宮北の2.35倍です。

 外国語科は前年同期の1.27倍を下回り1.21倍。8校中、坂戸(0.75)のみが定員割れ。

 農業系は前年同期の0.99倍を下回り0.95倍。6校18学科あるが半数が定員割れ。
 工業系は前年同期の1.02倍を下回り0.92倍。14校49学科のうち33学科が定員割れ。
 商業系は前年同期の1.01倍を下回り0.92倍。17校30学科あるが半数を超える19学科が定員割れ。

 芸術系では美術科は前年同期を下回ったものの1.24倍をキープしているが、音楽科は0.64倍と大きく定員割れ。

 総合学科は前年同期の1.05倍を下回り0.95倍。9校中5校が定員割れ。最高でも川越総合の1.17倍。

 詳細な分析は後日ということで、以下全日制の全専門学科及び総合学科の倍率。