神社仏閣を訪ねるのは私の数少ない趣味だ。土日は仕事を休み加賀の国一宮・白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を参拝。うろ覚えだが20年は続けている。
6月5日、6日は本来なら加賀百万石まつりというイベントで金沢の街は大賑わいのはずだが中止になり、駅も閑散としていた。
この様子では神社を訪れる人も少ないだろう。
と、思いきや、結構な人出でビックリした。
昇殿し正式参拝するが、祝詞奏上から御神楽奉納までいつもより短めだった。通常なら御神酒を受け下がるがこれもコロナ対策で省略されていた。
ご祭神は「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」。
伊弉諾尊(いざなぎ)・伊弉冉尊(いざなみ)を仲裁した神として知られる。
菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を集めている。
◆有吉の影響力恐るべし
すぐ近くに金剱宮(きんけんぐう)という神社がある。
さほど有名ではなく、訪れる人もいないが、ついでにという感じで毎回足を運んでいる。
金運に関わりがありそうな名前だが、主祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)である。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、天孫降臨の神話に登場する神だ。
天照大神から授かった三種の神器を携え、高天原から地上に降りた。
三種の神器は、「八咫鏡(やたのかがみ)」、「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)または草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」、「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」。
いつ行っても人と会うようなことのない神社だが、昨年、この神社に異変が起こった。
有吉のナントカ散歩というTV番組でタレントの有吉さんが訪れ、金運スポットとして紹介した(らしい)。
すると若い人を中心に参拝客が殺到し、お守りが売り切れるという事態となった。
TVの力恐るべし。というか有吉の影響力恐るべしである。
観光地にしても、飲食店にしても、こういうことはよくある。
昨日は、さすがに1年以上経ち、参拝客はまばらだった。
ブームが去るのは早い。
泊りは、犀川温泉「滝亭」。
金沢の奥座敷が謳い文句。
金沢市郊外、犀川(さいがわ)沿いに、ポツンと一軒だけある旅館。
料理もサービスも文句なしなのだが、その分ちょいとお値段も高めだ。
以上、頭がお休みモードなので短めに記した。
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