岩槻高校を訪ねた。
理由は?
とりあえず同校のホームページを見てもらおう。
注目は「新着情報」と「今日の岩高」の部分だ。
この学校、新年度に入ってから何んと100本を超える新着情報を上げている。
5月だけを見ても、連休があったにもかかわらず、すでに40本以上。
最新情報が入学式といった学校さえある中、異常とも言える多さだ。
数だけではない。
部活発信記事はむしろ少なく、授業や学校生活に関する情報が中心だ。
しかも動画配信も多用している。
これは誰の仕業だ。
一度どんなやつ(もとい、どんな先生)か確かめに行こう。
これが今日の大きな目的だ。
◆駅から徒歩20分は正確だった
学校への徒歩ルートを確認するため電車を利用した。
大宮または春日部から東武野田線を利用する。
ちなみにこの路線の愛称は「アーバンパークライン」である。
使っているのを聞いたことがない。
長過ぎるのだ。
略せばアパラインだが、ホテルと間違えられる。
大宮から岩槻までは各駅停車で12分、急行で8分。
春日部から岩槻までは各駅で9分、急行で6分。
本数も多いので南部地区からも東部地区からもアクセスしやすい。
駅東口を降りたらまっすぐ国道16号めがけて歩く。
人形屋さんが多い。東玉が有名。
上下線とも十分な広さの歩道が整備されているので通学路としての安全性は問題ない。
16号との交差点が見えてきたら右折し、横断歩道橋を渡る。
すると自然に校内に吸い込まれていく仕掛け。
が、そこはグランドなので、少し迂回し校門、正面玄関へと向かう。
ゴープロで動画を撮り、ぶつぶつ呟きながら、時々後戻りもして25分。
余計なことをせず歩けば徒歩20分というのはほぼ正確だ。
◆統合再編を機にリノベ必要
1948(昭和23)年創立と、歴史は古い。
その分、校舎や施設・設備も古い。
3年後には岩槻北稜との統合が決まっているので、その機会に校舎や施設・設備に手を加えるといい。
校長室に入ったら床がPタイル。
今どき見たことない。
せめてその上にカーペットタイル敷いたらどうだ。
校舎建て替えとまでいかなくても、大規模なリノベーションをして欲しいものだ。
こんな昭和の面影たっぷりな環境だと女子には嫌われるかと思いきや、意外にも女子人気が高い。
国際文化科があるせいか。
◆大人しい生徒たち
授業も少しだけ見た。
高度な内容とは言い難いが、入学者の成績レベルを考えればそんなものだろう。
タブレットなどは見事に使いこなしている。
見学した授業がグループワーク、ペアワークを多用していることもあり、参加型の授業が十分成立している印象だ。
手書きのノートを覗き込んでみると、やや字が小さく、文字色が薄い傾向が見られる。
自信の無さの現れなのか。
そういえば、指名され発表する時の声も小さい。
撮影がてら、教室内を回っていたら、グループ学習中の女子生徒から「ここ、よく分からないんですけど」と質問された。
おいおい、俺を誰だと思ってるんだ。
人懐こいと言えばいいいのかな。
授業中に見学者などが入ってくるのに慣れているのかもしれない。
仕方ない、教えてやるか。
歴史総合の時間で良かった。
◆動画や写真の撮り方などアドバイス
いま現在、HPでの発信は動画と言っても静止画のスライドショー化にとどまっているので、徐々に本物の動画を配信するようアドバイスした。
担当の先生は行動力ありそうなので期待が持てる。
たぶん来週あたりから本物の動画がバンバン上がってくるだろう。
SNSによる情報発信はどうかと尋ねられたので、とりあえずInstagramとTwitterだろうと答えた。
SNSは炎上が心配と言っていたが、誰にも見てもらえない心配が先というのが私の答えだ。
たぶん、これも近々始まるだろう。
◆オマケ
玄関入ったら、こんなものがあった。
私自身はそこまでしてもらうほどの人間じゃないが、公立にもこういうのを思い立つ人がいるのに驚いた。
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