急いで見る必要はないが、こんな資料もありますよということで紹介だけしておこう。

 令和5年度 埼玉県学力・学習状況調査の結果 及び結果の活用について

 全国学力学習状況調査(全国学テ)はよく知られているが、埼玉県ではそれとは別に「埼玉県学力・学習状況調査」というものを実施している。
 今回その結果がまとまったということで10月18日、県教委義務教育指導課から発表があった。

 政令指定都市・さいたま市は県の中でも特別な立場にあるので(県の中のもう一つの県)のようなものなので、これには参加せず独自に調査を実施している。

 国が毎年学力テストを行っているのになぜ同じようなことを重ねてするのかという批判はあるようだ。
 確かにそうだが、国が小学6年、中学3年だけを調査対象にしているのに対し、県の方は小学生は4年から6年まで、中学生は1年から3年までを調査対象にしており、より詳細なデータが集められるという利点はある。
 今回PBTで行ったのが26市町、CBTで行ったのが36市町村ということだ。
 令和6年度からすべてCBTを目指している。
 ※PBT(紙による調査)、CBT(タブレット端末等による調査)

 この調査では「市町村別正答率及び伸ばした児童生徒の割合」という形で、市町村ごとの平均正答率なども見られる。
 塾の先生方などは一応見ておきたい資料になるのではないか。

 市町村別正答率及び伸ばした児童生徒の割合

 以上。
 本日はデータの在りかのお知らせのみ。