本題に入る前に、欠員補充に関する情報が判明したので、お知らせしておこう。
令和6年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における欠員補充について(3月6日14時)
学校ごとの募集人員、選抜方法等はこちら。
令和6年度埼玉県公立高等学校入学者選抜 欠員補充 日程等一覧
では、今日の本題。
◆学校説明会情報の更新は早めに
令和7年度入試に係る学校説明会情報の発信についてである。
昨年4月28日、埼玉県内公私立高校のホームページを全校閲覧し、学校説明会情報が更新されているかどうかチェックした。
結果、公立48校、私立24校の情報が新年度用に更新されていた。
この時期に説明会情報を知ろうというのは、受験への意識も高校への関心も高い子たちだろう。
そういう子たちに「今年度の予定はすべて終了しました」などという古い情報を垂れ流したのでは、いっぺんで興味も期待も萎んでしまうだろう。
これは、民間企業の世界で言われる「機会損失」に当たるだろう。
判断や行動が遅いために、売り込んだり、売ったりする機会をみすみす逃してしまうのだ。
学校側として、もっとも来て欲しい生徒だと思うが、実にもったいないことだ。
人事異動あり、校内分掌・係分担の変更ありと、なかなか難しい時期であるが、旧年度のうちに更新しておくべき情報と、新年度になってからで差し支えない情報とを仕訳し、可能なものはどんどん更新して欲しいものである。
中には早々に新年度情報を発信している学校もある。
令和6年度 学校説明会のお知らせ (更新:令和6年3月7日)
杉戸高校。相変わらず赤字だの青字だの入り混じって読みづらいが、更新日が明記されている点が良い(今日は6日なのだが)。
また、説明会日時も「令和6年〇月〇日」となっており、新情報であることが明確だ。
年度という概念は、先生方や大人にとっては日常的なものであるが、中学生にはなじみが少ない。今日は令和6年3月6日だが、年度ではまだ「令和5年」。なのだが、そんなこと中学生が知るか。
とにかく、更新された新情報であることがはっきり分かるように工夫してほしい。
◆新情報があればご一報を
例年6月下旬、埼玉県立総合教育センターHPに、公立の説明会日程が掲載される。
が、それでは遅いだろうというのが私の主張で、先日、同センターを訪問した際にも早めの掲載を要望した。実際に取りまとめているのは同センターではないと思われるが、どこかで伝わるだろう。
全部まとまってからではなく、4月末現在、5月末現在という形で更新して行けばいいではないか。
というのは、近年は各学校の始動が早まり、5月連休明けから6月中・下旬にかけて入試関連イベントを開催する学校が増えているからだ。そういう中、6月末公開では、すでに終わってしまった情報を流すことになる。
(ちなみに、埼玉県私立中高協会は5月に日程一覧を発表する)
しかし、何度も更新するのはご担当者の仕事をさらに増やすことになるだろう。教員の働き方改革に逆行するものだ。
そこで、教員の働き方改革に該当しない私が、本ブログや、「埼玉新聞社高校受験ナビ」「よみうり進学メディアWEB版」などを通じて、随時新情報を発信して行こうと思う。
学校ホームページはできるだけこまめにチェックするつもりだが、それでは限界があるので、ぜひ新情報をお知らせいただきたい。今日も1校、令和7年度入試向けの説明会情報を寄せてくれた学校があった。
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