一昨日の記事について問い合わせがあった。
 所沢商業の広報担当の先生からだ。
 「このブログの記事を自校ホームページで紹介してよろしいか?」
 もちろん、どうぞ。

 で、結果この記事。
 『梅野弘之オフィシャルブログ』にて、本校が紹介されました。

 さて。
 せっかくのご縁であるから、所沢商業さんへの愛を込めて、勝手にアドバイスしてみよう。
(勝手にアドバイスはシリーズ化しそうな予感)

◆「中学生の皆さんへ」をメインメニューに
 ホームページにおける進路情報発信については、今回の改定により、専門高校トップレベルとなった。

 次は生徒募集である。
 令和6年度入試では、3学科中、ビジネス会計科のみが欠員補充(6人募集)を行った。
 もう一息である。
 来期の全学科定員超えは十分可能だ。

(1)SNSでは授業の様子を粘り強く発信
 現在Instagramフォロワーは400人台。
 Twitterはフォロワーは80人台。
 Twitterが伸びないのは他校も同じなので気にしない。

 Instagramは投稿数を増やすとともに、授業の様子をもっと発信することだろう。
 専門高校の授業をイメージすることは中学生にとって難しい。
 中学校や塾の先生も説明できない。なぜなら、専門高校出身者がきわめて少ないから。
 もちろん授業だけでは飽きられるので、行事や部活、普段の生活などとのバランスを取りながらだ。

(2)「中学生の皆さんへ」はトップに
 現状、メインメニューは次のとおり。
 「所沢商業とは」
 「校長先生の部屋」
 「所商ブログ」
 「事務室より」
 「アクセス」
 「各教科より」
 「緊急連絡」
 「進路指導」

 一番最後の「進路指導」が今回新たに加わったメニューだ。

 生徒募集を考えたとき、他校には当たり前にある「中学生の皆さんへ」がないのが残念なところだ。
 実は「中学生のみなさんへ」はあるにはあるのだが、PCの場合はサイドメニュー、スマホ・タブレットの場合は最下段におかれている。
 これはトップのメインメニュー(グローバルメニュー)に昇格させたほうがいいだろう。
 「アクセス」はトップに持って来なくてもいい。

(3)学科紹介はビジュアル化が必要
 前述したように専門高校の中身は分かりにくいのである。
 所沢商業は、「国際流通」「ビジネス会計」「情報処理」の3科体制である。

 各科の説明は「所沢商業とは」から入って行くと見られるが、残念なのはテキスト(文字)のみであることだ。
 深く理解してもらうためには文字による説明は欠かせないので、これを削る必要はない。
 少し時間がかかってもいいから、写真(動画)や図表を加え、パット見でイメージしやすい構成に変えて行こう。

 「情報処理」はイメージしやすい。
 「ビジネス会計」は、要は「簿記」を中心に学ぶ学科で、商業高校の本流とも言える。
 「国際流通」は、「流通」という語からマーケティングが想起される。ただしそれは、大学で経営やマーケティングを学んだ人だけだろう。

◆募集イベントの前倒し
 令和6年度募集のためのイベントの内容と日程は次のようになっていた。
 8月18日(金)体験入学
 10月28日(土)学校公開
 11月11日(土)第1回説明会
 12月2日(土)第2回説明会
 1月13日(土)第3回説明会

 夏休み中に、部活動体験ではなく模擬授業を中心とした体験入学を設定しているのはいい。
 すべてのイベントに個別相談がセットされているのもいい。

 ただ、いつも言っているように始動が遅いのだ。
 受験生が専門高校(学科)を考え始めるのは秋以降だろうという前提になっている。

 変えなければならないのはここだ。
 学校側が意識を変えなければ、受験生の意識が変わるはずはない。
 「普通科断念 → 専門学科検討」
 いつまでこの状態を容認し続けるのだ。

 最初から「普通科or専門学科」と横に並べて考えてもらおう。

 県内私立はその昔、「公立断念 → 私立検討」、つまり一部を除いて完全に公立の下位に位置づけられていた。
 だが、長く粘り強い努力により、「公立or私立」と考えてもらえるようになった。

 受験生や保護者、中学校や塾の先生。
 かれらの意識や価値観を批判してはいけない。
 その前に、自らの意識と発想を変えよ、と、偉そうに言っておく。

 まだ6年度のイベント日程は発表されていないが、ぜひ前半戦を戦ってもらいたい。
 早い段階で説明会等を設定しても、人数はそれほど来ないだろう。
 だが、たった5人でもいいのだ。
 なぜなら、6年度の不足は6人だからだ。

 昭和44年創立の所沢商業は、他の商業高校と比べ歴史が浅い。
 大正創立の深谷商業・岩槻商業・大宮商業、戦前からの浦和商業、大宮商業。
 これらの学校と歴史と伝統で勝負したのでは勝てない。

 斬新、最新、革新。
 これらを旗印に、新時代の商業教育をリードする学校というポジションを目指していただきたい。