高校スポーツでは野球に注目が集まる。
わが国では人気スポーツだし歴史も古くチーム数も部員数も多いので当然かと思う。
野球の全国大会はこれからだが、他競技の全国大会はすでに行われている。
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が7月23日から始まっている(8月20日まで)。
開催地は中国地方(広島・岡山・山口・鳥取・島根)。
昨年はサッカーで昌平が優勝したほか、埼玉栄が男子柔道・男子バドミントン、ふじみ野が体操女子、和光国際が少林寺拳法女子で優勝しているが(いずれも団体)、野球ほど大きく報道されることはない。
今年の結果については後日まとめ記事を書く予定だ。
文化部のインターハイと言っていいのかどうかは分からないが、文化部関係の全国規模の大会である全国高等学校総合文化祭「かがわ総文祭2025」 が香川県で行われている。期間は7月26日から31日までの6日間で各都道府県代表の高校生が約2万人集まる。
19の部門がある。
演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、マーチングバンド・バトントワリング、美術・工芸、書道、写真、放送、囲碁、将棋、弁論、小倉百人一首かるた、新聞、文芸、自然科学。
各部門とも競技性もあるが、文化祭という名称からも分かるように高校生の交流の場でもある。
合唱や吹奏楽などのように総文祭とは別の全国大会(コンクール)を最大の目標として活動している部活動もある。
◆松山高校・新聞部が3年連続最優秀賞
総文祭では松山高校が新聞部門で3年連続で最優秀賞を受賞した。
同校ホームページでは次のように伝えている。
新聞部、全国大会で3年連続「最優秀賞」受賞!〜揺るぎない取材力と表現力が、全国の舞台で高く評価されました〜
世の中で新聞が読まれなくなった時代に、なんと100人を超える部員を抱えるのが松山高校新聞部だ。
部員減少で廃部寸前だった新聞部を顧問となった矢野先生が立て直した。
校外で行われるさまざまなイベントや他校にも取材に出かける。
私も今年1月に取材を受けた。
部員が大勢いるのだから紙版だけでなくWEB版も発行してくれないか。
なお、新聞部門では越谷北高校新聞部も優秀賞を受賞している。
こちらも以前、塾対象説明会に行ったときに取材を受けた。
◆伊奈学園・地質天文部は奨励賞
同じく総文祭「自然科学部門(地学分野)」では伊奈学園総合高校・地質天文部が奨励賞を受賞している。
これについて同校ホームページでは次のように伝えている。
また、総文祭「美術・工芸部門」では、越ヶ谷高校(小林千紘さん・土屋龍之介さん)が奨励賞を受賞している。
これについて同校ホームページでは次のように伝えている。
そのほか、日本音楽部門、マーチングバンド・バトントワリング部門、囲碁部門、書道部門、小倉百人一首かるた部門などで受賞者が出ているが、今のところ各校ホームページでは記事になっていない。夏休み中ということもあり更新が遅れているのだろう。

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