特に新しい情報ではないが、学力検査当日の普通科倍率を改めて調べてみた。
事前取り消し者や当日欠席者により倍率が変動し、志願確定時点とは順位も変わっている。
学力検査も終了したこの段階では特に意味ある情報ではないが、後日(来期)のために記録として残しておきたいという個人的動機から作成したものである。
この後、3月1日に最後の倍率発表がある。
当初発表した募集人員(入学許可候補者)よりも1~2名多く合格者を出す学校もあり、その結果、事後的に倍率が多少変動する可能性がある。
◆倍率上位校
カッコ内は志願先変更を経て確定した倍率と、それを基にした順位である。
確定時点で1倍を超えていた学校のみである。
【普通科 受検当日倍率】
01(01)市立浦和 1.73(1.75)
02(02)川口市立・スポーツ科学
1.64(1.55)
03(04)蕨 1.49(1.50)
03(05)市立川越 1.49(1.49)
05(03)春日部 1.47(1.50)
06(06)川越 1.46(1.47)
06(08)和光国際 1.46(1.46)
08(06)川口北 1.45(1.47)
09(11)越谷南 1.42(1.42)
10(09)浦和西 1.41(1.43)
10(09)所沢 1.41(1.43)
12(13)越ヶ谷 1.39(1.39)
13(13)川越南 1.38(1.39)
14(13)大宮北 1.37(1.39)
15(12)大宮 1.34(1.41)
16(19)不動岡 1.33(1.33)
17(17)浦和一女 1.32(1.37)
17(18)川口 1.32(1.34)
19(20)南稜 1.31(1.32)
20(21)川越女子 1.29(1.30)
21(21)浦和南 1.28(1.30)
22(16)浦和 1.27(1.38)
22(23)豊岡 1.27(1.29)
24(24)志木 1.26(1.26)
24(24)川口市立 1.26(1.26)
26(27)所沢西 1.24(1.25)
27(24)与野 1.23(1.26)
28(28)春日部女子1.20(1.21)
29(30)岩槻 1.19(1.19)
29(30)坂戸 1.19(1.19)
29(29)杉戸 1.19(1.20)
32(35)上尾 1.17(1.17)
32(30)朝霞西 1.17(1.19)
32(33)伊奈学園 1.17(1.18)
32(35)浦和北 1.17(1.17)
32(35)熊谷西 1.17(1.17)
37(33)浦和東 1.16(1.18)
37(38)鳩ヶ谷 1.16(1.16)
39(41)大宮光陵・外国語コース
1.15(1.15)
39(38)越谷北 1.15(1.16)
39(38)庄和 1.15(1.16)
42(41)入間向陽 1.14(1.15)
42(41)新座柳瀬 1.14(1.15)
44(45)坂戸西 1.13(1.13)
44(44)草加東 1.13(1.14)
46(45)朝霞 1.12(1.13)
47(47)川口東 1.11(1.11)
47(47)本庄 1.11(1.11)
49(47)大宮南 1.10(1.11)
49(47)熊谷 1.10(1.11)
51(47)所沢北 1.09(1.11)
52(52)春日部東 1.08(1.09)
52(52)大宮光陵 1.08(1.09)
52(54)鴻巣 1.08(1.08)
52(54)越谷東 1.08(1.08)
52(54)所沢中央 1.08(1.08)
57(54)草加南 1.06(1.08)
57(58)富士見 1.06(1.06)
57(58)松伏 1.06(1.06)
60(58)三郷北 1.05(1.06)
61(62)鷲宮 1.05(1.05)
62(58)上尾南 1.04(1.06)
62(63)小川 1.04(1.04)
62(63)白岡 1.04(1.04)
62(63)草加 1.04(1.04)
62(63)松山女子 1.04(1.04)
62(63)八潮南 1.04(1.04)
68(63)久喜 1.03(1.04)
69(70)狭山清陵 1.02(1.02)
69(69)三郷 1.02(1.03)
69(70)妻沼 1.02(1.02)
72(70)桶川 1.01(1.02)
72(70)川越西 1.01(1.02)
72(75)飯能 1.01(1.01)
72(70)松山 1.01(1.02)
76(77)深谷第一 1.00(1.00)
77(75)川口青陵 0.99(1.01)
78(77)ふじみ野 0.98(1.00)
◆1位~10位
市立浦和は前年受検当日が2.19倍だったから0.46ポイントの低下である。
他に前年受検当日との比較で大きく上昇したのは川口北(+0.18)、春日部(+0.17)、蕨(+0.16)、市立川越(+0.15)である。
川口市立・スポーツ科学(+0.09)、川越(+0.08)、所沢(+0.08)、和光国際(+0.03)も上昇している。
前年受検当日との比較で低下したのは浦和西(-0.02)、越谷南(-0.01)である。
◆11位~20位
前年との比較で大きく上昇したのは大宮北(+0.29)、川口(+0.15)である。
南稜(+0.04)、不動岡(+0.03)、浦和一女(+0.02)も上昇している。
前年との比較で低下したのは大宮(-0.07)、川越女子(-0.05)、川越南(-0.03)、越ヶ谷(-0.03)である。
◆21位~30位
前年との比較で大きく上昇したのは志木(+0.24)、杉戸(+0.17)、所沢西(+0.16)である。所沢西は定員減(360人→320人)の影響がある。
春日部女子(+0.09)、与野(+0.08)、坂戸(+0.05)、豊岡(+0.04)も上昇している。
前年との比較で大きく低下したのは川口市立(-0.67)、浦和南(-0.23)、浦和(-0.19)である。
岩槻(-0.02)も低下している。
◆31位~40位
前年同期との比較で上昇したのは朝霞西(+0.09)、大宮光陵・外国語コース(+0.07)、熊谷西(+0.07)、庄和(+0.04)である。朝霞西は定員減(360人→320にん)の影響がある。鳩ヶ谷(±0)は変わらない。
前年との比較で大きく低下したのは浦和北(-0.23)である。
伊奈学園(-0.06)、浦和東(-0.05)、上尾(-0.03)、越谷北(-0.02)も低下している。
◆41位~50位
前年同期との比較で大きく上昇したのは坂戸西(+0.10)である。
入間向陽(+0.06)、本庄(0.05)、朝霞(+0.04)も上昇している。
前年同期との比較で低下したのは大宮南(-0.08)、川口東(-0.03)、熊谷(-0.02)、草加東(-0.02)、新座柳瀬(-0.01)である。
◆51位~60位
前年との比較で大きく上昇したのは松伏(+0.12)である。松伏は前年は定員割れ(0.94)である。
富士見(+0.06)、三郷北(+0.05)、春日部東(+0.04)、鴻巣(+0.02)、草加南(+0.02)も上昇している。所沢中央(±0)は変わらない。富士見は前年は定員割れ(0.98)である。
前年同期との比較で大きく低下したのは所沢北(-0.21)、大宮光陵(-0.14)である。
越谷東(-0.02)も低下している。
◆60位~
前年同期との比較で大きく上昇したのは三郷(+0.21)、妻沼(+0.18)、白岡(+0.12)、小川(+0.11)である。いずれも前年は定員割れであった。
松山(+0.05)、草加(+0.01)も上昇している。飯能(±0)は変わらない。
前年同期との比較で大きく低下したのは久喜(-0.10)、深谷第一(-0.10)である。
狭山清陵(-0.09)、川越西(-0.08)、松山女子(-0.08)、上尾南(-0.04)、桶川(-0.03)、八潮南(-0.01)、鷲宮(-0.01)も低下している。
以上、普通科で1.00倍以上の学校である。
学校選択問題校を中心とする上位校だけで言うと、大幅上昇は春日部、川口北、大宮北の3校、逆に大幅低下は市立浦和、川口市立、所沢北、浦和の4校とまとめられるのではないか。
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