埼玉県公私立高校についての調べである。本日は、今どき、まさかと思いつつスマホ対応ができていないWEBサイト(いわゆるホームページ)というものを調べた結果である。
 
 まず、ここで言うスマホ対応であるが、スマホで閲覧することを想定したデザインになっているかということである。つまり、指で上下左右にサクサクとフリック・スワイプしながら見ていけるタイプ。
 それに対し、スマホ非対応は、スマホ画面にPC(パソコン)で見るのと同じ画面が現れるタイプ。文字が小さいので、二本指での拡大操作を繰り返さなければならず、不便この上ない。

 では、埼玉県内私立高校の場合。
 さすがにスマホ対応は進んでいる。県内私立全日制全校を確認してみたが、非対応は慶応志木・早大本庄・浦和明の星女子・開智(高等部)・狭山ヶ丘の5校のみだった。
 早稲田や慶応が非対応というのはちょっと意外だった。開智(高等部)は、公式ツイッターまで持っているのにHPがスマホ非対応なのは解せない。同じ学園の開智未来はスマホ対応しているのに。

 次に埼玉県公立高校。
 チェックは簡単なことだが、全部を一人でやるのは大変。
 そこで、今日のところは、学校選択問題採用校に限定した。
 結果は?
 なるほど、さすがにスマホ対応が進んでおるわい。21校中19校はスマホ対応していた。スマホ対応率90.5%。
 非対応の2校は市立浦和と越谷北。
 市立浦和が非対応ということは、さいたま市立は皆そうなのかと思いきや、浦和南は非対応で大宮北は対応。他市はどうかとついでに川口市立を見たらこちらは対応だが、市立川越は川越市役所のページに飛ぶ方式なので実質非対応とみなした。
 越谷北が非対応である理由は分からない。このところ倍率も低迷していることだし、もっと広報に力を入れたほうがいいように思うがな。PC用画面にたどり着くことはできるのだが、何となく閲覧を拒否されている感じ。

 その他の学校も思いつくままに検索してみたが、対応、非対応まちまちだ。対応している学校を見ると、作りがほとんどワンパターンなので、県の規格で統一されているのかもしれない。

 ホームページ閲覧は、今やスマホが主流だ。老人の私でさえスマホ中心であるから、おそらく中学生はスマホでしか見ていないのではないか。
 まだな学校は一刻も早くスマホ対応することをお勧めしておく。