出願2日目が終わり、本日20時過ぎ、県教委から志願先変更(20・21日)前の志願者数・倍率が発表された。
 学科別・学校別になっているので、目当ての学校の状況を知るにはコチラが便利だろう。
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 「令和2年度埼玉県公立高校入試 志願者数」

 ここでは、上記を元に、普通科・理数科・外国語科について、倍率順にまとめたものを見ていただこう。
 今日午前中にブログ掲載した中間発表とほとんど変わらない。

 ◆令和2年度埼玉県公立高校入試 普通科倍率
 

 ◆令和2年度埼玉県公立高校入試 理数科倍率
 

 ◆令和2年度埼玉県公立高校入試 外国語科倍率
 

 全体の傾向
 普通科は、前年同期の1.20倍から1.15倍に下がった。
 専門学科は、前年同期の1.06倍と同じだった。
 総合学科は、前年同期の1.02倍から1.08倍に上がった。
 全日制全体(普通科+専門学科+総合学科)では、前年同期の1.16倍から1.12倍に下がった。

 20・21の両日は志願先変更期間である。
 動きがあると予想されるのは、倍率が非常に高い学校と、逆に低い学校(特に定員割れ校)である。
 多少は参考になると思われるので、前年同期に比べ、倍率が大きく上がった学校と、逆に大きく下がった学校をまとめてみた。
 申し訳ないが、これも普通科のみのデータである。
 ◆前年同期に比べ倍率が上がった学校(20校)

 前年同期より大きく上がっても、定員割れ状態である学校からの流出は考えにくい。大宮北は理数科も2.20倍と高いので流出の可能性がもっとも高い学校である。

◆前年同期に比べ倍率が下がった学校(20校)

 当然ながら定員割れ校への流入が考えられる。市立浦和は前年同期から0.33ポイント低下しているが、いま現在県下トップの1.59倍なので大きな流入は考えにくい。人気のある上尾・所沢北が予想外の低倍率なので、ここは狙い目と考える受験生は多いかもしれない。

 本日、ここまで。