どれほどの需要があるか分からないが、各競技インターハイ出場校が決まったので、まとめ記事を書いてみよう。
 今年の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は、北部九州4県(福岡・佐賀・長崎・大分)を主な会場として開催される。
 総合開会式は7月26日である。

 今回はサッカー、バスケ、バレーなどの団体競技と、卓球・テニスや柔道・剣道など個人競技でありながら団体戦も行われる競技について調べた。
 陸上と、まだ関東予選前で出場者が決定していない水泳は別の機会とする。

 以下、各競技の優勝校(=インターハイ出場校)と準優勝校である。

◆サッカー
 優勝  昌平
 準優勝 西武台

 昌平は2大会ぶり5回目の優勝。

◆バレーボール(男子)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 昌平

 埼玉栄は3年ぶり11回目の優勝。
 昌平は4年連続準優勝。

◆バレーボール(女子)
 優勝  狭山ヶ丘
 準優勝 春日部共栄

 狭山ヶ丘は初優勝。
 細田学園・春日部共栄・市立川越以外の学校が全国大会に出場するのは数十年ぶりである。

◆バスケットボール(男子)
 優勝  正智深谷
 準優勝 埼玉栄

 正智深谷は8大会連続10回目の優勝。

◆バスケットボール(女子)
 優勝  昌平
 準優勝 正智深谷

 昌平は2大会連連2回目の優勝。

◆ハンドボール(男子)
 優勝  浦和学院
 準優勝 浦和実業

 浦和学院は33大会連続35回目の優勝。

◆ハンドボール(女子)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 浦和実業

 埼玉栄は6大会連続14回目の優勝

◆ソフトボール(男子)
 優勝  熊谷工業
 準優勝 川越東

 熊谷工業は2年連続6回目の優勝。

◆ソフトボール(女子)
 優勝  星野
 準優勝 埼玉栄

 星野は2年連続32回目の優勝。

◆バドミントン(男子団体)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 叡明

 埼玉栄は25大会連続25回目の優勝。
 シングルス2人、ダブルス2組はいずれも埼玉栄。

◆バドミントン(女子団体)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 叡明

 埼玉栄は10大会連続31回目の優勝。
 シングルス2人、ダブルス2組はいずれも埼玉栄。

◆ソフトテニス(男子団体)
 優勝  松山
 準優勝 昌平

 松山は5年ぶり17回目の優勝。
 個人は、松山3組、昌平2組、山村国際・川越東・城西川越が各1組、計8組が出場。

◆ソフトテニス(女子団体)
 優勝  星野
 準優勝 埼玉平成

 星野は7年ぶり15回目の優勝。
 個人は、埼玉平成4組、星野3組、昌平1組、計8組が出場。

◆テニス(男子団体)
 優勝  浦和学院
 準優勝 浦和麗明

 浦和学院は2年ぶり22回目の優勝。
 シングルスは浦和麗明3人、早大本庄・浦和学院が各1人、計5人が出場。
 (シングルス優勝者は早大本庄)
 ダブルスは浦和麗明・浦和学院が各1組、計2組が出場。

◆テニス(女子団体)
 優勝  浦和麗明
 準優勝 秀明英光

 浦和麗明は6年連続6回目の優勝。
 シングルスは浦和麗明3人、秀明英光2人、山村学園1人、計6人が出場。
 ダブルスは浦和麗明2組、山村学園1組、計3組が出場。

◆剣道(男子団体)
 優勝  城北埼玉
 準優勝 山村学園 

 城北埼玉は3年ぶり2回目の優勝。
 個人は川口北(優勝)、城北埼玉各1人、計2人が出場。

◆剣道(女子団体)
 優勝  本庄第一
 準優勝 淑徳与野

 本庄第一は3年ぶり8回目の優勝。
 個人は本庄第一(優勝)、山村学園各1人、計2人が出場。

◆柔道(男子団体)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 武南

 埼玉栄は24大会連続29回目の優勝。

◆柔道(女子団体)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 武蔵越生

 埼玉栄は19大会連続32回目の優勝

◆弓道(男子団体)
 優勝  東京農大三
 準優勝 川口北

 東京農大三は3年ぶり7回目の優勝。
 個人は東京成徳大深谷・武蔵越生各1人、計2人が出場。

◆弓道(女子団体)
 優勝  東京農大三
 準優勝 大宮東

 東京農大三は8年ぶり7回目の優勝。
 個人は東京農大三・川越南各1人、計2人が出場。

◆卓球(男子団体)
 優勝  埼玉栄
 準優勝 川越東

 埼玉栄は14大会連続優勝。
 シングルス7人、ダブルス3組はいずれも埼玉栄。

◆卓球(女子団体)
 優勝  正智深谷
 準優勝 秋草学園

 正智深谷は15大会連続優勝。
 シングルスは正智深谷5人、秋草学園・星野各1人、計7人が出場。
 ダブルスは正智深谷2組、秋草学園1組、計3組が出場。

◆私立優勢、初出場少ない
 複数校が出られる関東大会に対し、1件代表のインターハイではやはり私立が圧倒的に強い。
 上記の中で、公立は男子ソフトボールの熊谷工業、男子ソフトテニスの松山くらいだ。
 また、各競技とも連続優勝や、何十回目優勝が目立ち、初出場は女子バレーボールの狭山ヶ丘くらいだ。

 ただ、今回割愛したが、ボート(ローイングは公立優勢で、男子ダブルスカルで浦和商業、同かじ付4人スカルで南稜、女子シングルスカルで南稜、同ダブルスカルとかじ付4人スカルで浦和一女が優勝し県代表となっている。
 また、少林寺拳法では和光国際が3種目8人の代表を輩出している。

 今回紹介できなかったが、体操、新体操、レスリング、ボクシング、フェンシング、アーチェリー、ウェイトリフティング、空手、なぎなたなどさまざまな競技がある。いずれ機会があれば紹介しようと思う。