私の仕事場(事務所のあるビル)は旧中山道に面している。
 今日は午後から、その中山道の交通をストップして「浦和まつり 第45回みこし渡御(とぎょ)」というイベントが行われており賑やかである。
 ビルのすぐ下ではお囃子の一団が陣取り生演奏している。
 これはもう賑やかというより騒音に近く、とてもじゃないが何かを調べたりものを書いたりできるような状況ではない。
 だったら家とか他の場所でやればと言われそうだが、このブログは収益こそ生んでいないが単なる趣味ではなくほぼ仕事化しているので事務所が定位置なのである。

 まつりは例年7月の三週目(20日ごろ)に行われる。
 彩の国進学フェア(スーパーアリーナ)と重なることが多い。
 だが、今年はフェアが1週前倒しになった。
 それでみこしのパレードを見ることができた。
 と同時に騒音に悩まされることになった。

 浦和の各町内から集結した二十数基の神輿が練り歩くのは、旧中山道の新浦和橋下から調神社までの約1.5kmである。
 上から眺めていると神輿の担ぎ手には結構若い人も多い。
 地元民なのか助っ人なのかは分からない。
 近年は担ぎ手不足で助っ人を頼ることも多いという話も聞くが、浦和の町はそこまで高齢化していないので地元民だけで何とかなるのだろう。
 神社に向かう人々を見ても小さな子供連れが多い。
 浦和はまだ大丈夫だろう。
 と、変なところで感動している。

 数少ない地元の知り合いに「担いでみる?」と誘われたが、付き合いの悪い私は「今度にしとくわ」と断った。
 今度は永久に来ないと思う。