時々、助ける順番ということを考える。
 救急救命の世界ならトリアージということになるが、そこではない。
 ビジネスや日常の人間関係における、助ける順番である。

 今朝、知り合いからラインで連絡がきた。
 「〇〇の仕事、今年もありますか?」
 うん、あるよ。
 自分から問い合わせてきたくらいだから、やりたいんだね。
 じゃあ仕事回すよ。

 別の日だが、もっとダイレクトに「何か仕事ください」と言ってきたヤツもいた。
 急に言われてもすぐには出せないけど、何かあったときは最優先で考えるわ。

 私には、人を助けるほどの十分な余力はない。
 と、他人に言われる前に言っておこう。
 でも、長いこと同じ仕事を続けているから、相応の知識や経験はある。知り合いもそこそこいる。
(知り合いなんてものは、その世界に長くいれば、努力はしなくても勝手に増えて行くものだ)
 自分に無いのは金だ。
 そこが残念なところで、致命傷と言っていい。
 
 だが、金以外を使って、多少なるとも人を助けられるかもしれない。
 ただ、出力があまり大きくない。
 (パワー不足)
 なので、誰も彼もというわけには行かない。
 そこで、助ける順番は「申込順」となる。
 先着〇名様の世界だ。

 「助けてくれ」
 「力を貸してくれ」
 そのように明確に意思表示してきた人がいたら、もしくはそのような会社や組織があったら、そういうところから順番に助けに行くことにしよう。
 
 とかなんとか言っていながら、もう少しすると自分の方が介助が必要になるかもしれない。会社も立ちいかなくなるかもしれない。
 その時は、ダメもとで「助けてくれ」と叫んでみることにしよう。

 いつもよりだいぶ短いが、これから一仕事しなければならないので今日はここまで。