埼玉県高校入試、第2回進路希望調査について。
 どうしても倍率変化の方に目が行ってしまうので、今日は実人数の増減にスポットを当ててみた。もしかしたら何か新しい発見があるかもしれない。

 第2回調査における公立全日制の志願者数は3万6867人だった。前年同期が3万9323人だったから、(39.323-36.867)で2.456人の減少だ。
 普通科だけにしぼると、今回の志願者数は2万8980人。前年同期が3万1195人。その差は(31.195-28.980)で2215人の減少。
 ということはつまり、減少分の9割は普通科の減少ということになる。

 普通科のある学校は98校。コース(大宮光陵・外国語や川口市立・スポーツ科学)を1校とカウントすれば102校。なので、ここでは分かりやすく100校としておこう。
 そうすると、100校で2215人減少だから、1校あたり22人の減少だ。もちろん増えている学校もあるわけで、そうすると20人から30人、場合によっては40人から50人程度の減少は、まあ仕方がないのかな。
 と、大体の見当をつけたところで、実際のデータに当たってみる。

【志願者数が減っている学校】
 第2回の志願者数について、前年同期と比較して、どのくらい減少しているか。
 以下、減少数の多い学校だ・

01 朝霞   -160
02 浦和東  -135
03 浦和   -124
04 川越南  -100
05 志木   -93
05 蕨    -93
07 川口北  -86
08 与野   -83
09 大宮光陵 -79
10 大宮北  -79

 ここまで10校。
 蕨は普通科83人減、外国語科10人減なので学校全体で93人減としている。
 大宮光陵は芸術系3科は除き、普通科69人減と外国語コース10人減を合わせた数字。
 大宮北は普通科48人減と理数科31人減を合わせた数字である。

 浦和は、令和に入ってから二度、大きく減らしているが、一気に100人以上は初めてだ。

 定員割れ状態となった川口北が注目されるが、実はお隣の蕨も大きく減らしている。また、次のランクに含まれるが川口市立も減らしている。川口・蕨地区の有力校が全員そろって、しかもかなり大きく減らしているのが特徴だ。

11 飯能   -76
12 草加南  -72
13 久喜   -61
13 越谷南  -61
15 川口市立 -60
15 小川   -60
17 川口青陵 -59
18 上尾   -58
18 松山   -58
20 南稜   -57

 ここまで累計20校。
 草加南は普通科62人減、外国語科10人減。
 越谷南は普通科62人減、外国語科1人増。
 川口市立は普通科63人減、理数科3人増、スポーツ科学増減なし。
 上尾は普通科42人減、商業科16人減。
 松山は普通科44人減、理数科14人減。
 南稜は普通科52人減、外国語科5人減。

21 川越   -54
21 草加西  -54
23 越谷北  -52
24 大宮南  -51
25 伊奈学園 -50

 ここまで累計25校。
 越谷北は普通科37人減、理数科15人減。
 一応50人減までで一区切り。
 この後、草加(49人減)、秩父44人減、本庄42人、浦和一女41人減と続く。
 市立川越は普通科は28人減だが、国際経済6人減、情報処理20人減を合わせると合計で54人減。

【志願者数が増えている学校】
 当然ながら志願者が増えている学校もあるが、その数は少なく、また、増加人数もそれほど多くない。

01 朝霞西  +69
01 大宮   +69
03 所沢   +40
04 所沢北  +34
05 川越女子 +32
06 所沢中央 +26
06 三郷北  +26
08 坂戸西  +24
09 熊谷西  +16
10 日高   +14
 
 大宮は普通科67人増、理数科2人増。
 所沢北は普通科47人増、理数科13人減。
 熊谷西は普通科28人増、理数科12人減。
 日高は普通科26人増、情報コース12人減。

 普通科全体が減っているからやむを得ないが、10人、20人増えただけで増加数ベストテンに入ってしまうのが現状だ。