今回かなり有力と思っていたが、残念。
 選抜高校野球の21世紀枠。候補9校が残っており、選ばれるのはそのうち2校。
 これまで21世紀枠での選出がないのは、たしか埼玉県を含む11県だったと思う。だから上尾はかなり有力と見ていたが、44年ぶりの出場はならなかった。


 上尾高校ホームページより。

 上尾は昭和38年(1963年)、昭和55年(1980年)、昭和57年(1982年)と、過去に3回、春の選抜に出場している。
 1回目のことはまだ小学生だったので記憶がないが、2回目、3回目は公立高校教員だったのでよく覚えている。ただし、珍しく野球部がない高校だったので、職場ではほとんど話題にならなかった。
 上尾の2回目出場となる昭和55年(1980年)は春日部共栄の創立年である。浦和学院はその2年前、昭和53年(1978年)の創立。
 上尾の3回目出場となる昭和57年(1982年)は花咲徳栄の創立年である。

 昭和時代には県内にまだ私立校の数があまりなかったので、当然ながら勝つのは公立であった。上尾のほかに大宮、大宮工業、深谷商業、熊谷商業などが春に出場している。昭和43年(1968年)の大宮工業は全国制覇している。大宮は2回出場しているが、当時は今のような進学校ではなかった。

 平成に入っても、平成2年(1990年)に伊奈学園、平成5年(1993年)に大宮東、そして平成7年(1995年)に鷲宮が出ていて、これが最後。21世紀に入ってからは公立の出場はない。
 21世紀枠というのが、20世紀の強豪を今によみがえらせようという趣旨だとすれば、上尾ほどそれにふさわしい学校はない。
 まあ、上尾の場合、ワンチャン実力での突破の可能性もありそうだから、これにめげず頑張ってもらおう。

 花咲徳栄の方は6年ぶり6回目である。
 前回の令和2年(2020年)はコロナで大会が流れた(中止になった)年だった。
 このところ初戦敗退が続いていて、結局春の最高成績は、初出場だった平成15年(2003年)のベスト8というのはちょっと物足りない。