毎年やっている「よみうり進学メディア」の専門高校を訪ねるシリーズ。
 今年の第一弾は鴻巣女子高校(普通科・保育科・家政科学科)だ。
 実際の新聞掲載は6月なので、まだだいぶ時間がある。
 ただこの間、ゴールデンウイークがあり、それが終わるとあっと間に中間考査シーズンに入ってしまうという日程を考えると、今この時期から取材をしておく必要がある。

◆まあまあ駅近ということでいいだろう
 鴻巣女子は高崎線「鴻巣駅」東口から徒歩12~13分。駅近とまでは言えないが、全然苦にならない距離だ。
 高崎線の上尾以北で考えると、断トツの駅近が上尾高校、次が熊谷女子で、その次くらいに入るだろうか。
 なんだかんだでJR駅から徒歩圏内というのは大きなアドバンテージだ。
 今日はたまたま朝から大雨だったが、そんな悪条件でも普通に「歩こう」と思える近さ。

◆鴻巣高校から分離
 学校の沿革を見ると、「昭和41年 女子普通科が鴻巣高校から分離独立。鴻巣女子高校と称する」とある。
 で、それとほぼ同時に家政科(現・家政科学科)と、保育科ができて3科体制となった。
 私が高校に入学したのが昭和42年だから、その頃にできたわけか。知らんかった。

◆唯一無二だからこその難しさ
 二つの専門学科については「全国公立高校唯一の保育科」、「県内唯一の家政科学科」がセールスポイント(売り)となっている。
 たった一つというのは募集上のアドバンテージではあるが、仲間がいないので単騎で戦わなくてはならない苦しさもある。つまり、保育科というのはどういう学科か、家政科学科は何を学ぶのかというようなことを、誰か別の人(別の学校)が説明してくれるわけではないので、全部自分一人でやらなければならない。また、同種の学校があれば、そことの比較で特徴を示せるが、それもできない。
 というわけで「唯一」の学校は、それはそれで募集上の悩みはあるものなのだ。

◆高校で保育科を選ぶ理由
 保育科は、文字通り将来的に保育の道に進もうという人のための学科だ。ただ、当然だが、高卒段階で保育士の資格が得られるわけではない。よって、ほぼ全員が大学・短大や専門学校に進学する。
 であれば、高校までは普通科でいいじゃないか。大学で幼教・保育の道に進めばいいじゃないか。そういう考えも成り立つわけである。

 さて、それに対してどう答えるか。

 以下は、個人の感想。
 「自分の道が決まっているのだったら早い方がいい。短大や専門学校には、普通科から来る子も多いが、かれらは何もかも初めてのことばかり。その点、保育科出身者はすでにかなりハイレベルの専門知識を持っている。そして何と言っても現場実習を経験しているのが大きな強みだ。たぶん上級学校に進んだ暁には仲間から尊敬される存在になるだろう。リーダーになるだろう。先生からも頼りにされるだろう。また、時間的にも精神的にも余裕を持って就活を行えるだろう。とにかく何の不利もない。だから、将来就きたい仕事が決まっているなら保育科を選んで絶対に損はない」
 ということなんだろうが、これを文字化してホームページやパンフレットの載せるとなると、若干不安が残る。説明会などで口頭で言う分には構わないだろう。あとは、高校から保育科で良かったという話を卒業生である現役保育士に語ってもらうのもいい。

 まだまだ書き足らないが、明日も取材があるので今日はここまで。