どうやらまた、緊急事態宣言が出される模様。感染者は急拡大しているが、死者はぐんと減っている。
 埼玉県では感染症対策課というところが、日々感染者数、感染状況と志望者数について発表している。
 
 死亡者数について直近の情報は、7月20日発表のもので「7月6日死亡、90代男性」とある。
 その前が7月16日のもので「7月1日死亡、60代男性」。
 さらに前が7月13日で「6月4日死亡、90代男性」。
 
 7月発表の死者は10人であるから、死亡日と発表日のタイムラグを考えると、死者は1ケタだろう。
 日々発表される全国の死者はこのところ10人台であるから、まあ埼玉県が1ケタというのはそれと符合する。
 感染者は増えたが、これにより死の恐怖は遠ざかった(個人の感想です)。
 高齢者の私は、心のどこかに万一ということもあったわけだが、罹っても死なないなら安心だ。

 ニュースを見ていると、不要不急の外出を控えろと言っているが、本当にそこなのか。
 もしかしたら、オリンピックが始まって「おうちでテレビ」の人が増えたのが原因ではないのか。
 
 家の中で、長時間密状態で大声上げて応援するほうが感染リスクが高そうな気がする。
 ここは、ちゃんと調べ、正しい情報を流してもらいたいところだ。

 まあマスコミとしては、一方でオリンピックにおける日本選手の活躍、もう一方で感染急拡大と、気になる話題が二つあるわけで、喜ばしい現象なのだとは思う。
 

◆埼玉県初の個人金メダリスト誕生 柔道・新井選手
 と、この記事を書いている最中に、柔道女子70㎏級で新井千鶴選手が金メダル。
 寄居町(よりい)出身。男衾(おぶすま)中学校から県立児玉高校(現在は三井住友海上所属)。
 ついに埼玉県から個人種目金メダリスト誕生。
 てっきり毛呂山町出身(もろやま)、水泳の瀬戸大也選手が埼玉県初の個人金メダリストになるかと思ったが、決勝にも残れず、こりゃあ今回もダメかと思ったが新井選手がやってくれた。
 
 児玉高校は、柔道の強豪校で、今年の全国高校総体埼玉県予選では女子団体で2位に入っている。
 優勝は埼玉栄で、惜しくも団体でのインターハイ出場はならなかったが、女子個人57㎏級では代表を輩出している。
 このブログでも何度か書いているように、児玉白楊高校との統廃合計画が進んでいて、旧・児玉高校としての歴史は幕を閉じることになるが、新井選手の栄光の記録は新校にも引き継がれることになるだろう。
 今日はこっちメインの記事にすればよかった。