ついこの間まで正月気分に浸っていたら、あっという間に2月になってしまった。
 今日は東京・神奈川の私立中学校入試解禁日で、多くの学校で試験が行われた。

 高校入試もいよいよ本番だ。
 10日~都内私立高校
 14日~神奈川県公立高校
 21日~東京都立高校、千葉県公立高校
 22日~埼玉県公立高校
 全国的には3月に入試を行う地域が多い中、首都圏は飛びぬけて早い。

◆あと3週間で何をやる
 埼玉の高校受験生も来週に迫った出願に向け、ほぼ志願校を固めたところだろう。
 本番まで3週間。
 受験生はどう過ごしたらいいだろう。

 まあ、私の場合で言うなら、最後の最後まで粘るということができない性質なので、さっさと諦める。
 今さら単語の一つ二つ覚えたところでどうなる。
 どうせ成るようにしか成らないのだから、ジタバタしない。
 落ちたら落ちたでその時のことだ。
 と、考える。

 なので、土壇場で大逆転した経験がない。
 この先もないだろう。
 だが、世の中うまくしたもので、成るように成れ作戦でもそこそこの勝率にはなる。
 人生何だって五分五分ってことだ。

 で、私はそれでいいが、受験生を目の前にしている塾の先生方は、さすがに「今さらどうあがいても結果は大して変わらんから無理するな」とは言えんだろう。
 みんな、どういうアドバイスしてるの?

◆好きなことだけやる
 人間誰だって好き嫌いや得意不得意はあると思うが、直前にやるべきはどっちだろう。
 私なら好きなこと、得意なことに集中する。

 苦手を放棄することに不安がないわけじゃないが、今までずっと苦手で来たものが、高々2週間や3週間で得意になるはずもない。
 ここまで来たら苦手は苦手のままでいい。
 本番で運よくいつもより点数が取れたら儲けもの。
 ダメなら実力通りだから仕方ない。

 好きなことや得意なことをやったほうが気分がいいし、能率も上がりそうだ。
 点数に結びつく確率もこっちの方が高そうだ。

◆同じ間違いを二度しない
 以前に模試などで間違ったことは、やっておくかもしれない。
 何度も同じ間違いをするのは馬鹿だと思うから、そこは許さない。

 本来なら深く理解すべきところだえおうが、そいつは困難だ。
 理解できるくらいなら最初から間違わない。
 こいつらは問題と答えを丸ごと暗記する。
 丸暗記はダメだと言うが、手も足も出ないよりはマシだろう。

◆奇跡なんて起こらん
 前の日にやったことや直前にチェックしたことが出ることもある。
 だから、直前まで粘れ。
 
 かもしれないが、何万人も受験者がいれば、一人や二人そういうヤツも出てくるだろうという程度の話だ。
 全力を出すには、直前はリラックスに限る。
 万に一つの幸運に期待して無駄に体力を消耗するより温存が得策だ。

 この時期になると、普段は決してこのブログを訪れることがない受験生や保護者がやって来る。
 今日の記事はその対策だ。