ブログが続かない。書くネタが見つからない。考えがまとまらない。
そういう人が身の回りにいるので、毎日更新10年のキャリアを持つ私からアドバイスをしておこう。
◆所詮は感想文
まず私のブログであるが、ほぼ感想文である。
みんなが嫌いな感想文。
少し気取って言えばエッセイ(随筆)。
便宜上、「以前の記事にも書いたが」といった言い方もするが、正しくない。
記事は事実をありのままに正確に伝えるもので、主観が入った時点で記事ではなくなる。
だから、主観だらけの私のブログは記事と呼べない。
背伸びして何か立派なことを書こうなどと思ってはいけない。
そういう気持ちは誰にも多かれ少なかれあるものだが、己の実力というものを考えなくてはいけない。
実力以上のものは書けないのだ。
そこで、結論その1、「ブログなんて所詮はただの感想文」。
◆ターゲットの絞り込み
せっかく書くのだから、できるだけ多くの人に読んでもらいたい。
時々、「いや、自分は好きで書いているだけで、別に人に読んでもらうことは期待していない」などいう人がいる。
こういう、だめだった時の理由付けを事前にしておくような考え方は好きなれない。
本当にそうなら人知れず日記書いとけ。
ブログで公開なんてするな。
私の場合、読者を獲得するためにターゲットを絞り込んでいる。
想定読者は学校や塾の先生方のみだ。
もう少し言えば、同じ先生でも幼稚園や小学校の先生は考えていない。
メインは高校の先生で、ぎりぎり中学校までだ。
さらに言えば、エリアは埼玉県限定。
商品やサービスだってターゲット層を明確にしたほうが顧客やファンを獲得しやすいのだ。
マーケテイング用語に「ペルソナ」というのがある。
年齢、性別、職業、役職、価値観、ライフスタイルなどを含め、仮想の顧客プロフィールを作ることだ。
ターゲットよりもさらにリアリティがある。
私の場合、しばしば特定の先生を念頭において書くことがある。
「ペルソナ」どころか実在しているのである。
「これって、もしかしたら自分に向けて書かれてるんじゃないか」と思う瞬間があった方がいると思う。
そりゃそうだ。だって、あなたを思い浮かべながら書いたんだから。
ターゲットを絞るだけでは足りない。
ペルソナを設定してもまだ不足。
そこで、結論その2、「実在する知り合いに向けて書け」
◆空振りを恐れない
毎度毎度受けようなどと思ってはいけない。
昭和生まれのジジイらしく野球に例えるが、とにかく打席に立つことが重要だ。
打席に立ったら凡打や三振を恐れてはいけない。
3打数1安打ならば打率は3割3分3厘。
プロでは超一流バッターだ。
われわれは普通の人間なので、5打数1安打の2割でも出来すぎだ。
つまり、5本書いて、そのうち1本を「いいね」と思ってもらえれば、それで十分。
初心者が首位打者狙いに行ってどうする。
そこで、結論3、「毎回いい話を書こうと思うな」
はい、ここまでで1200文字超え。
400字詰め原稿用紙換算で3枚。
まずは400から始め、慣れてきたら800、1200と増量して行く。
読者の皆さんも暇ではないから、このあたりが限度ではないかと今のところ考えている。
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