令和2年度埼玉県公立高校の募集人員が発表された。
 元データを当たりたい方はコチラ。
 令和2年度公立高校募集人員
 
 来年度の中学校卒業予定者は、前年より1077人少ない62.415人である。
 これに伴い、募集人員を760人減らし、3万7280人とした。
 増員するのは大宮光陵普通科(160→200人)のみで、20校で計800人を減ずる。

 ▼普通科で40人減となる学校 ※カッコ内は令和2年度の募集人員である
 上尾橘(160)・岩槻北陵(160)・桶川西(160)・北本(160)栗橋北彩(200)・鴻巣女子(80)・児玉(80)・白岡(160)・杉戸(280)・鶴ヶ島清風(200)・飯能南/スポーツコース(40)・深谷(200)・富士見(200)・ふじみ野(120)・三郷(200)・和光(160)
 以上16校

 ▼専門学科で40人減となる学校
 岩槻商業/商業(80)・浦和工業/電気(40)・狭山工業/電気(40)
 以上3校

 ▼総合学科で40人減となる学校
 誠和福祉/総合(80)
 以上1校

 ▼学科転換で募集人員の変更を行う学校
 熊谷商業 商業科と情報処理科を統合し、総合ビジネス科へ。合計募集人員(200)は変わらず。

 かつては減員する学校がある一方、増員する学校もあったが、昨年同様、減員一方で、360人募集の学校があれば、160人募集の学校もあるという状況。
 
 ●普通科で360人募集の学校
 浦和・浦和一女・浦和西・大宮南・春日部・川口北・川越・川越女子・川越南・草加・所沢・与野
 以上12校。
 伊奈学園(800)・川口市立(普通科、文理スポーツコース・理数科合わせて480)は別格として、360人が普通科校の最大サイズである。
 12校中9校が「学校選択問題採用校」で、おおむね難関と言われている学校だ。このサイズであっても、生徒が集まる(倍率が出る)学校ということだ。

 ●普通科で320人募集の学校
 朝霞・朝霞西・入間向陽・浦和北・浦和東・大宮・桶川・春日部東・川口・川越西・熊谷・熊谷女子・越ヶ谷・越谷北・越谷西・越谷南・坂戸・坂戸西・草加東・所沢北・所沢中央・所沢西・豊岡・南稜・不動岡・本庄・松山女子・蕨・市立浦和・浦和南
 以上30校。
 このうち、大宮・越谷北・所沢北は理数科を含めると学校全体としては360人規模となる。また、春日部東は人文科、越谷南・坂戸・南稜・不動岡・蕨は外国語科を含めると360人規模となる。
 和光国際・春日部女子は外国語科を、熊谷西は理数科を、含めると320人規模となる。
 例年高倍率の越ヶ谷は360人にしてほしいところだ。

 以上、速報でした。