29日、昨年より1か月遅れて関東地方梅雨明け。そして本日、さっそく猛暑日。
 出社後すぐに草加東高校のオープンスクールに向かう。車も考えたが、越谷レイクタウン駅から徒歩20分なら電車でいいだろう。
 越谷レイクタウン駅からは越谷南高校が5分(学校発表)、叡明高校が7分(同)。それに比べるとちょっと遠いが、個人的には30分くらいまでは楽勝の徒歩圏内だ。

 草加東高校は、偏差値がどうとか、大学進学実績がどうとかは別として、生徒募集面では公立の中の優等生だ
 どういう意味かというと、定員割れする学校も多い中で320人募集を維持できているからである。

 公立高校の最大規模は360人募集である。
 なお今回は、伊奈学園・川口市立・市立浦和を除いた調査となっている。

 【昨年度360人募集校(普通科)】
 浦和、浦和一女、浦和西、大宮南、春日部、川口北、川越、川越女子、川越南、草加、所沢、与野。
 以上12校だが、これらの学校は仮に400人募集であってもしっかりと倍率が出た学校である。
 普通科に、理数科や外国語科を加えると360人募集となる学校があるので、そちらも見ておこう。
 【昨年度360人募集(普通科320人+専門学科40人)】
 大宮、春日部東、越谷北、越谷南、坂戸、所沢北、南稜、不動岡、蕨。
 以上9校だが、これらの学校は仮に普通科360人募集であってもしっかりと倍率が出た学校である。
 ここまで21校。超優等生

 次に320人募集の学校を見てみる。
 【昨年度320人募集校】
 朝霞、朝霞西、入間向陽、浦和北、浦和東、桶川、川口、川越西、熊谷、熊谷女子、越ヶ谷、越谷西、坂戸西、杉戸、草加東、所沢中央、所沢西、豊岡、本庄、松山女子、浦和南。
 以上21校である。なお、岩槻、春日部女子、熊谷西、松山、大宮北、和光国際は、専門学科(理数科・外国語科など)を加えると320人募集であるが、ここでは割愛する。

 上記21校をさらに分類する。
 【400人募集でも倍率が出た学校】
 浦和北、川口、越ヶ谷、所沢中央、浦和南。
 以上4校。
 【360人募集でも倍率が出た学校】
 朝霞西、入間向陽、川越西、熊谷、熊谷女子、越谷西、坂戸西、草加東、所沢西、豊岡、本庄、松山女子。
 以上12校であるが、この中でもっとも志願者数(志願先変更後の確定志願者)が多かったのが399人の草加東である。
 というわけで、28年度1.31倍、29年度1.24倍、30年度1.32倍、31年度1.25倍と、360人募集あるいは400人募集にも耐えうるだけの志願者を集めている草加東は、生徒募集面での優等生なのである

 ついでながら人口25万人の草加市は、さいたま(130万)、川口(60万)、川越(35万)、越谷(34万)、所沢(34万)に次ぐ、県下6番目の都市である。気になったので「一人当たり市町村民所得」を調べてみたが、川口・川越とほぼ同じで越谷よりは高かった。ただし、少し古いデータなので、今後もう少し調べてみようと思う。