浦和一女の学校説明会レポートだが、少し長くなるかもしれない。その場合は2日に分けての掲載となることを予めおことわりしておこう。
会社で借りている駐車場に車をおいて徒歩3分。個人的には近くて便利な浦和一女。
私立だったら浦和駅にプラカードを持った案内係を出すところだが、女王・浦和一女ともなると、そこまではしない。自分で調べて来なさいということかな。
校門前に誰もいないかと思ったが、さすがにここは2人の先生がいた。
会場に向かう途中、知り合いのI先生を見かけたので声をかける。「来年は東大10人を狙いますよ。最低でも5人は行けますから」と威勢がいい。「そうか、その意気だ。頑張れよ」。I先生は高校の後輩にあたるので、ただでさえデカい私の態度が5割増しになる。
10時開会。会場は体育館。
ほぼ満席。親子合わせて1000人はいたと思う。
司会はアナウンス部の生徒にやって欲しかった。「どこの女子アナですか?」というくらいの技量を持っているんだが、授業中なのでこれは無理。
最初に校長挨拶。
私立だと校長自らが熱弁を振るったりするが、公立の多くは型通りの挨拶だ。これでいい。
「一女がめざす女性像」みたいなものをもっと強調しても良かったのではないか。
次に、マンドリン部の演奏。
さて、ここに入れるかな? ウェルカム演奏だったら、開会までの待ち時間かオープニングに入れて、校長挨拶から直接次の概要説明につなげたほうがいい。これだと校長挨拶が浮いた感じになっちゃいますよ。
いよいよメインの概要説明。
教務主任の先生(男性)が担当。この先生がどうこうではないが、女性教頭が二人いるはずだから、ここは女子校らしく女性を起用する手もある。ただ、個人的に言えば、うち一人は教え子なので、実際にそうなったら心配が先に立って説明が耳に入って来ないだろう。もう一人の教頭でお願いします。
パワポの画像をステージ上のスクリーンに映し、先生はステージ下で説明する形だが、先生の姿が後方の席から見えないので、先生もステージ上に立ち、ピンマイクやヘッドセットマイクを使う方法をお勧めする。
授業、進路指導、部活・行事、入試情報と、よどみなく説明するが、パワポ画像の説明になっている感じ。私自身、この点はいつも課題にしているところである。
説明会における説明と授業には、技術的に共通する部分も多いが、この場では、強い意志(または意欲)や熱い思いを伝えたほうがいい。思い切って言えば、理解なんてどうでもいい。資料を持ち帰るのだから、家に帰ってから熟読し理解してもらえばいい。そういう子たちの集まりだ。
女子校アピールがまだまだ不足している。
話を県公立に限定すれば、浦和一女に受かるレベルの生徒が大宮や市立浦和を選んでいるケースもあるわけだから、聞いている生徒たちが「女子校のほうがいいかもしれない」と思ってくれないと困るのだ。
今日集まった生徒の大半は、すでに第一希望を浦和一女に決めているものと思われるが、決めかねている生徒もいるという想定で、女子校の良さをアピールしてほしかった
1200文字を超えた。明日に続く。
コメントを残す