埼玉県内高校スポーツまとめ。今日は頭の中がスポーツモードなもので…
 昨日はラグビーの決勝があって浦高が6年ぶり3回目の優勝。球技で団体競技というカテゴリーで公立が優勝するのは大変めずらしことだ。
 
 今冬の主な全国大会埼玉県予選の結果。
 サッカー:優勝=昌平 準優勝=西武台
 ラグビー:優勝=浦和 準優勝=川越東
 男バスケ:優勝=正智深谷 準優勝=埼玉栄
 女バスケ:優勝=埼玉栄 準優勝=昌平
 男バレー:優勝=埼玉栄 準優勝=正智深谷
 女バレー:優勝=細田学園 準優勝=狭山ヶ丘
 男駅伝:優勝=埼玉栄 準優勝=武蔵越生
 女駅伝:優勝=昌平 準優勝=埼玉栄
 
 他にもいろいろな競技があるわけだが、それらはほぼ私立勢の独占状態であるから、浦和の優勝は目を引く出来事なのである。
 浦和にとっての好条件は、ラグビー部のある中学が少なく、高校はどこも初心者主体のチームになることだ。ラグビー部があるのは全県で14~15校で、そのほとんどが熊谷と深谷の中学校だ。そんな状況であるから、私立が優秀な選手(中学生)をスカウトしようと思っても、もともとの数に限りがある。
 高校ラグビー部も数は少なく、今大会でも単独チームは全県で33チームにとどまっている。なにせレギュラーだけで15人必要なスポーツだ。怪我も多い競技なので、大勢の部員が確保できないと部活として成り立たない。33チーム中9校が男子校であることからも、規模の小さな共学校では維持しにくい部活であることが分かる。

 ちなみに今冬新人大会で公立が優勝した競技がもう一つある。これまた基本的には高校で始める競技である弓道だ。男子団体の優勝はこちらも浦和。さすが浦和体育専門学校と言われるほどスポーツに熱中している学校だけのことはある。勉強もちゃんとやれよ。

 いずれの競技も県を勝ち抜くこと自体が非常に難しいのであるが、全国上位となるとそのハードルは果てしなく高い。
 過去インターハイ3位の実績がある昌平のサッカーには期待したいところだ。
 市民ランナーの一人としては男女駅伝も楽しみだ。男子の埼玉栄より、女子の昌平の方が持ちタイム(県予選タイム)的には8位以内入賞に近い。
 以上、スポーツニュースでした。