新型コロナウィルス感染症の拡大で、3日後に迫った埼玉県公立高校入試はどうなるのか。
 17日現在では、「現在、日程等の変更は予定しておりません。万が一、新型コロナウイルス感染症により、学力検査及び追検査が欠席となる場合は、各高等学校において、欠席の事情をふまえて受検生の不利にならないように配慮し、選抜が行われます」との発表があり、19日には各高等学校に対し、「アルコール消毒液の設置、検査会場の換気、監督者のマスク着用、別室受験の対応準備」などが通知されている。
 詳細を知りたい方はコチラ↓
 「埼玉県教育委員会 新型コロナウイルス感染症への対応について」
 特設ページと思われるので、時期が来れば閉鎖されるかもしれない。

 個人のブログなので個人の話をしても問題なかろうというので、自身の話をするが、少なくとも50年間はただの一度もインフルエンザにかかったことのない私は、コロナも大丈夫だろうと高をくくっている。
 季節性インフルエンザの年間の推定感染者数は1.000万人、直接の死者は1.000人、間接も含めれば1万人。
 これは「厚生労働省 新型インフルエンザに関するQ&A]に出ているが、これだけの恐ろしい病気と半世紀以上無縁であったのだからというのが、自信の根拠なのだが、全然科学的ではない。

 電車に乗る時は念のためマスクをする。突然クシャミをする人がいるかもしれないからだ。
 手洗いは年中よくやっている。
 体温が低めなので、1年前くらいから風呂できちんと湯につかるようにしている。体温上昇効果はどうか分からないが、明らかに熟睡できる。
 適度な運動も良いというが、過度な運動をしている。
 栄養バランスは決して良いとは言えないが、食事を抜くことはない。
 加えて、仕事時間も仕事内容も自分でコントロールできる立場だ。満員電車に乗る必要もない。
 だから、かかる時はかかるとしても重症化は避けられそうだ。

 以上が自身の話で、つまりは、俺のことは心配いらないよということだ。
 私のような人間が心配すべきは、自分がウイルスの運搬者になって、幼児とか妊婦とか元々疾患がある人とか高齢者とかを苦しめてしまうことだ。
 そこは十分注意しよう。

 マスコミは常に危機を煽る。
 台風の時も、大雪の時も、来るぞ来るぞ、大変だと煽る。
 その方が部数も増えるし、視聴率も高くなる。そういう商売なのだ。
 ところが、一つ一つの報道に嘘はないとしても、私たちは連続して大量に情報を受け取ると、重大事であるという認識が形成されてしまう。
 ちょうど今がそういう時期であると思われる。

 オリンピック中止。
 こんな声もチラホラ聞こえるが、これで困るのは他ならぬマスコミ自身であろう。
 オリンピック放送や報道で、どれほどの利益が見込めるか。
 そもそもオリンピックが真夏の祭典となったのは、(主にアメリカの)テレビの都合だと言うではないか。
 営利目的ではないマラソン大会や公的なイベントが中止になるのはいいが、営利目的の商業イベントが次々に中止になるのは好ましくないというのが、かれらの本音ではないだろうか。
 企業の業績が悪化すればスポンサー料収入や広告料収入に跳ね返って来て、結局は自分で自分の首を絞めることになる。

 今のところ、公立高校入試は予定どおり実施される見込みだが、合格発表はネットのみということがあってもおかしくない。濃厚接触という点では、テストよりもこっちの方が危険だ。