もうここまで来たら全部やらなきゃダメでしょう。ということで、本日は動画調査の私立編だ。
シリーズ最終回。
事前に予想しておくと、さすがに私立は動画配信を積極的にやってるはずだ。
では調査開始。校名五十音順だ。
なお、動画にたどり着くまでの手順はPC(パソコン)で見た場合である。
★秋草学園
トップ>学校生活>動画 8本中6本が部活(ダンス部)。
★浦和学院
トップ>右サイドメニュー>「バーチャル学校見学」又は>「部活動紹介動画」。部活動は部ごとの動画となっている。
動画をまとめて見るなら YouTube浦和学院公式チャンネル。
★浦和実業学園
トップ>右サイドメニュー>「部活動紹介ムービー」。部活全般の紹介動画が1本。
★浦和ルーテル学院
非常に見つけにくいが学校紹介動画はある。主に施設紹介。
★大妻嵐山
トップメニュー「動画コンテンツ一覧」から。
「YouTube大妻嵐山公式チャンネル」もある。
★大宮開成
トップ>左サイドメニュー>「学校紹介動画」。
★開智未来
トップページに校内プレゼン大会である「未来TED」の動画あり。
★川越東
トップ>学校紹介>「施設紹介動画」又はトップ>部活動「部活動の様子(動画)」
★埼玉栄
トップ>「学校紹介ビデオ」。「埼玉栄の今」など動画4本。
★埼玉平成
トップ>左サイドメニュー「動画ギャラリー」。「学校生活」など動画3本。
★栄北
トップ>「オンライン授業公開動画」。トップ>「部活動紹介」で動画4本。
★狭山ヶ丘
トップ>高校生活>「SAOKA MOVIE」。動画10本。
★秀明英光
トップ>右サイドメニュー>「YouTube入試室公式チャンネル」。動画2本。
★淑徳与野
トップ>「淑与野Channels」。行事、部活など12本。
★正智深谷
トップ>「学校紹介動画」。「YouTube正智深谷公式チャンネル」もあるが素材が古い。
★西武文理
トップ>「受験生向け動画公開中」。動画7本。
おススメ動画:「先生がじゃんけんの新ルールを考えたら画期的なものができた」
校長先生挨拶以外の6本を視聴したら1時間以上かかったが、どれも面白かった。先生方が完全にユーチューバーのノリ。
★西武台
トップ>「西武台TV」。動画2本。
★東京農大三
トップ>学校紹介>高校紹介>「学校紹介動画」。トップ>学生生活>「人気部活動動画紹介」。
★獨協埼玉
トップ>左サイドメニュー「各種動画」。動画5本。
★花咲徳栄
トップ>「動画で見る花咲」。動画7本。
トップ>右サイドメニュー「Physical Fitness Channel」。動画24本。
トップ>右サイドメニュー「部活動プロモーションビデオ」。
★東野
トップ>「コース紹介動画」。メニュー「学校生活」>「クラブ活動」>「強化指定クラブ動画」。
★武南
YouTube武南高校広報部公式チャンネル。動画4本。
★星野
トップ>「動画で見る星野学園」。動画5本。
★本庄第一
トップ>「休校中の取り組み」にオンライン授業、オンライン部活の動画。
★本庄東
トップ>左サイドメニュー「学校紹介ビデオ」
★武蔵越生
トップ>「体育祭動画」。
★山村学園
「山学Channels」。本数多いが最新で2年前。
◆私立も思ったより少なかった
私立は47校調べて27校。思ったよりは少なかった。
本数的に多かったのは浦和学院と花咲徳栄の2校。浦和学院VS花咲徳栄じゃ高校野球みたいだ。部活動を部ごとに紹介しているので数が多くなる。
大妻嵐山、淑徳与野の両女子校も数は多いほうだ。
3日間かけて公私立の動画を見まくったわけだが、面白くないのは、いわゆる学校紹介ビデオというやつだ。
ただこれは、私自身がそれぞれの高校をある程度知っているからかもしれない。とりあえず学校の全体像を伝えるためには1本はあっていい。
◆動画で何を伝えるか
Twitterも当初は140字のショートメッセージを伝えるものだったが、今は写真や動画を貼り付けるのが当たり前になった。Instagramなどは最初から写真や動画が前提だ。
HPはこれらSNSと違って膨大な文字データを載せられる強みがあり、SNSとは違った進化の仕方をするはずだが、とは言え、これからの時代、文字情報に写真を貼り付けただけでは通用しないだろう。
動画で伝えたほうがいい情報がある。
HPに校歌を載せている学校も多いが、歌詞や譜面を見せられても、だから何なのだと思う。歌ってよ、演奏してよ。
入試関連のデータは文字や数字で欲しいが、文化祭や体育祭などの学校行事は雰囲気を知りたいでしょう。部活もそう。
文字や数字で伝えるべき情報、写真で伝えるべき情報、音声や動画で伝えるべき情報。これらを上手く使いわけるのが、今後の各校広報担当者の仕事になる。
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