今日は「よみうり進学メディア」の取材で埼玉平成高校に行った。車にしようか電車にしようか迷ったが、渋滞のリスクを避けるため電車を選択した。
約束の時間が8時30分だったが、当然それよりも早く学校に着かねばならず、朝7時台の京浜東北線、武蔵野線、東武東上線を乗り継ぐことになる。
「朝霞台駅」から東武東上線小川町行き急行電車に乗る。池袋方面からやって来る下り電車は次の「志木駅」止まりや「森林公園駅」行きが多く、「小川町駅」行きの本数は少ない。
上手い具合に「小川町駅」行き急行電車に乗ると停車駅は、「志木」、「ふじみ野」、「川越」、「川越市」と少ない。そこから先は各駅停車となるが、今日の目的地東武越生線「川角駅」まで最短で到着する。
この時間、下りの東武東上線では高校生の姿が目立つ。
仕事柄高校生に目が行きがちなのでそう見えるのかとも思ったが、そうではない。
明らかに高校生が多い。
考えてみれば、この時間に上りで東京に向かう勤め人はいても、下りで勤めに向かう大人は少ない。
必然的に、スクールバスならぬスクールトレイン状態になるのだ。
中間試験のシーズンとあって単語帳などを開いている子も多い。
それ以外は、友達とおしゃべりするかスマホに夢中。
男子よりも女子の方が制服で学校を見分けやすい。
一番近い所にいたのは市立川越の部活女子と川越女子の生徒だ。
二人は中学時代の友達らしい。
市立川越のセーラー服は可愛らしいが、川越女子の方はいかにも地味だ。まあ、そういうことで選ぶ学校じゃないからいいだろう。
しっかり座ろうとしているのは道中長い大妻嵐山か。
スカート短めは公立だろう。例外は松山女子だな。
などと観察していると飽きない。
川越駅と川越市駅でどっと降りて、そこからは空くのかと思いきや、混雑はまだまだ続く。
そうだよな。この先にいくらでも学校はある。
「坂戸駅」で降り、東武越生線に乗り換える。
乗り込むのが大変なぐらい混みあっている。
東上線よりも、さらにスクールトレイン状態だ。
「一本松駅」で降りるのは鶴ヶ島清風、「西大家」で降りるのは坂戸西。
「川角駅」で降りるのは今日の訪問校・埼玉平成の生徒と城西大学の学生。
そのまま乗って行くのは「武州唐沢駅」下車の武蔵越生の生徒たちだ。
と、こうして高校生たちの様子を観察していると1時間なんてあっという間だ。
たまには通学時間帯の学校訪問もいいものだ。
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