埼玉県公立高校入試、出願第一日目の速報をお送りする。
 昨日も書いたように、今年度は出願の方法が変わった。先週末(12日)の時点で中学校及び受験者本人からの郵送分願書がすでに各校に届いている。
 これに本日の持参分を加えたのが、これから述べる速報値である。

◆全体の状況(前年同期との比較)
 (1)志願者総数 3万9432人 倍率1.09倍
  前年同期(出願1日目)の4万1385人から1953人減少
  倍率は前年同期の1.12倍から0.13ポイント低下

 (2)普通科志願者数 3万134人 倍率1.14倍
  前年同期の3万1105人から971人減少
  倍率は前年同期の1.15倍から0.01ポイント低下

 (3)専門学科志願者数 7678人 倍率0.98倍
  前年同期の8399人から721人減少
  倍率は前年同期の1.05倍から0.07ポイント低下

 (4)総合学科志願者数 1620人 倍率0.95倍
  前年同期の1881人から261人減少
  倍率は前年同期の1.08倍から0.13ポイント低下

 まとめて言うと。
 普通科の倍率は前年同期並みだが、専門学科と総合学科が下がったことが影響し、
 全体の倍率も前年同期の1.12倍から1.09倍へと低下した。

◆全体の状況(12月15日調査との比較)
 次は第2回進路希望状況調査(12月15日現在)との比較である。
 (1)志願者総数
  希望調査の4万251人から819人減少
  倍率は1.12倍から0.03ポイント低下
 (2)普通科志願者数
  希望調査の3万1497人から1363人減少
  倍率は1.19倍から0.05ポイント低下
 (3)専門学科志願者数
  希望調査の7118人から560人増加
  倍率は0.91倍から0.07ポイント上昇
 (4)総合学科志願者数
  希望調査の1636人から16人減少
  倍率は0.96倍から0.01ポイント低下

 まとめて言うと。
 819人の減少は主に私立への変更と考えられる。
 専門学科のみが増加しているが、普通科からの変更があったためと考えられる。

◆普通科倍率上位30校 カッコ内は前年同期
 市立浦和 1.99(1.58)
 川口市立 1.81(1.20)
 川越南  1.77(1.31)
 市立川越 1.64(1.15)
 大宮   1.55(1.35)
 川口市立・スポーツ科学
      1.48(1.20)
 浦和一女 1.45(1.39)
 日高・情報コース
      1.43(0.88)
 浦和   1.42(1.52)
 所沢北  1.42(1.11)
 浦和西  1.40(1.56)
 南稜   1.39(1.19)
 越ヶ谷  1.38(1.38)
 川越   1.36(1.46)
 大宮北  1.35(1.41)
 蕨    1.35(1.52)
 越谷北  1.33(1.07)
 不動岡  1.33(1.23)
 越谷南  1.32(1.32)
 川越女子 1.30(1.39)
 志木   1.29(1.11)
 春日部  1.28(1.34)
 本庄   1.27(1.15)
 鳩ヶ谷  1.27(1.28)
 朝霞西  1.25(1.03)
 所沢中央 1.25(1.03)
 伊奈学園 1.24(1.12)
 春日部女子1.24(0.99)
 上尾   1.23(1.01)
 朝霞   1.23(1.30)

 以上、とりあえずのまとめである。