他人の健康状態など皆さん興味がないと思うが、私にとって人生の記録でもあるから個人的なことを書いておこう。
 めずらしく耳鼻咽喉科に行ってきた。

 6月10日(時の記念日)から耳の状態がよろしくない。
 よくトンネルに入ったり、エレベータで急上昇すると耳がふさがる感じがするでしょう。
 唾を飲み込んだり、欠伸したりするとなおるやつ。

 それがボワーンとなったまま元に戻らない。
 両耳とも。
 加えて心なしか自分の声や動画から流れてくる音声が反響する。
 会話は普通に聞き取れる。
 耳鳴りやめまいはしない。

 医師の診たては「低音障害型感音難聴」である。
 読んで字のごとし。低音領域が聞きづらい難聴の一種である。

 加齢により高音が聞きづらくなるのは仕方ないそうだ。
 キンキン高い音は耳障りだからちょうどいい。
 私の場合、普通の会話領域は問題なく、低音だけが聞きづらいという症状だ。
 自覚症状はないが、検査の結果はそのように出ている。

 医師は、薬もあるが飲まなくていいという。
 なぜかと理由を尋ねると「苦くて飲みにくいから」。
 そっちかよ。
 副作用とかじゃないんだ。

 次にいつ来ればいいかと聞くと「もう来なくていい」
 「症状が急に悪化したり、いつまで経っても改善しなければ、また来ればいい」
 と、こんな具合なので、しばらくは様子見だ。

 そう言えば、男性よりも女性に多く、また20代から40代に多いそうだ。
 別に年寄り専門でもないようだから、皆さんも注意したほうがいい。

 今後皆さんは、私に聞かれたくない話は低音で喋ればいい。
 私は私で、都合が悪くなったら、聞こえなかったフリをするという新技を駆使するつもりだ。
 いずれ補聴器が必要になるかもしれないが、最近はワイヤレスイヤホンをつけている人も多いから、目立たないだろう。

 ものはついでだからワクチンの話をしておこう。
 すでにクーポン券が送られてきたことは書いた。
 私の場合、今日6月14日から予約ができる。
 さっそくネットでの申し込みを試みたが、サーバーが混んでいるらしくつながらない。
 どうしても打ちたいわけではないから気長にやろうと思う。