名古屋市の河村たかし市長がやらかしてしまった。
 金メダルを獲ったソフトボール日本代表の後藤希友投手が出身地である名古屋市役所を訪問した際、河村市長は首からかけてもらった金メダルに突然嚙みついた。メダリストがよくやるポーズを真似て「受け」を狙ったのだろうが、見事にすべってしまった。

 結果論であるが、今の世相を考えれば、メダルに触れる前に手袋でもはめれば「受け」が良かっただろう。
 が、河村市長のキャラからすると、それは無理か。

 映像を見る限り、河村市長は突然メダルかじりポーズを始めたようだが、もしそうしなかったら、マスコミ側がメダルかじりポーズを要求したかもしれない。
 メダルかじりポーズとはそういうものだ。
 柔道金メダリストの高藤直寿選手が、「俺だったら泣く」とツイッター投稿したようだが、自分自身もしっかりとメダルかじりポーズをやっていた。マスコミの要求に応えたものだろう。

 私は金メダルとはほど遠いのでよく分からないが、努力の結晶であるメダルをしみじみ眺めたりなでたりすることはあっても、かじる行為に及ぶことはないだろうと想像する。ただ、選手はインタビューや写真撮影に対応するのも仕事のうちだから、頼まれれば噛まずにいられない。

 幼児じゃあるまいし、何でも口に持って行って、なめたりかじったりするんじゃない。
 せめて、頬ずりするとかキスするとか、その程度にとどめておけ。
 
 まあ今回のオリンピックでは子供がメダルを獲ったりしているので、彼らならぎりぎりセーフ。
 かわいらしくていい。
 だが、大の大人が歯をむき出して人前でメダルをかじるのは、そろそろやめた方がいい。
 というか、マスコミも下らん要求をするのをやめたほうがいい。
 あなた方が考えているほど受けてはいないからだ。