こんな記事を見つけた。
 5月31日、読売新聞オンライン。
 お参りで「マイリ」が貯まる…信仰のポイント化へ批判「覚悟の上」(読売新聞オンライン)

 お参りだから「マイリ」ということだが、ずばり「参る=マイル」で良さそうなものだ。
 ただ、そうすると、航空会社のマイルが貯まるのかと勘違いする人も出てきそうだ。
 もしかしたら商標登録上の問題があるのかもしれない。

 浄土宗(開祖:法然、総本山・京都知恩院)は、2024年の開宗850年に向けた事業の一環として、今年秋に無料アプリを導入する計画だという。
 「そうだ、浄土宗寺院を巡ろう」と題し(ここもパクリかよ!)、GPS機能を使い寺に誘導。門前に辿り着くと「参礼寺(まいれいじ) ポイント」が付与される。
 本堂などでQRコードを読み込むと、プラスポイントを得られる。
 特典は今後検討するという。

 批判「覚悟の上」というけれど、それ以前に、どれだけのアプリダウンロードが見込めるかだ。
 浄土宗で有名なのは京都の知恩院、東京港区芝の増上寺くらいだろう。
 学校なら「淑徳」と名の付く学校が浄土宗系なのだが、寺の方はどうもパッとせんな。
 訪ねてみたい寺が思いつかんよ。

 「神田明神edocco倶楽部」というのがあって、ここでも「参詣(マイリ)」が貯まるらしい。
 こっちは寺じゃなく神社(神田神社)だ。

 最近は若い人(だけじゃない)が、御朱印帳を持って寺社巡りをしている姿をよく見かける。
 時代に合わせれば、これらの行為が電子化して行くのは、ある意味当然だから、目くじら立てるほどのこともないだろう。

 個人的にはお賽銭を電子マネーで支払えるようにしてもらうと助かる。
 最近はほとんど現金を使わない生活をしている。
 一応財布は持っているが、ほとんど中身が減らない。
 基本小銭入れは持ち歩かないし、Suicaが使えればとっても便利。

 たしか東京港区の愛宕神社ではお賽銭に楽天Edyが使えるんじゃなかったか。
 正月など期間限定らしいが。

 サンドウィッチマンのネタに「葬儀社」というのがあって、葬儀1回で1ポイント、20ポイント貯まると葬儀1回無料プラス僧侶が100人付くというのがあった。
 そうか。その手があった。
 「マイリ」貯めると、お布施に使える、戒名代に使える。
 そういう特典ならば、ちょっと頑張ってみてもいい。

 まあ私の場合は、マイルだのマイリだの関係なく神社仏閣は年中行っているので、結局のところどっちでもいい。
 今週末も加賀の国一之宮白山比咩神社にお参りに行ってくる。
 20回くらいは行っているはずだから、マイリがあれば相当貯まっているはずだ。