この時期恒例、冬場の高校スポーツ大会埼玉県大会の記録。
 冬場の高校スポーツは、全国高校大会等につながる大会と、基本的には県大会までの新人大会に大別される。(※競技によっては新人大会が関東選抜大会や、春に行われる全国選抜大会等につながる)
 今回主に取り上げるのは、3年生も出場可能な全国高校大会等の埼玉県予選の結果だ。

◆サッカー  昌平が2年ぶり5回目
 サッカーは昌平が決勝で東京成徳大深谷を破り、2年ぶり5回目の全国選手権出場を決めた。
 準決勝 昌平4―2埼玉栄
     東京成徳大深谷2―1浦和学院
 決勝  昌平1-0東京成徳大深谷
 ベスト8に残ったのは上記以外に、立教新座、狭山ヶ丘、細田学園、武蔵越生で私立が独占。
 前年優勝の西武台は3回戦で埼玉栄に敗退。武南は同じく3回戦で武蔵越生に敗退。正智深谷は2回戦で浦和学院に敗れた。
 
◆ラグビー 昌平が3年連続4回目
 ラグビーは、昌平が決勝で川越東を破り、3年連続4回目の全国高校大会(花園)出場を決めた。
 準決勝 昌平12-5浦和
     川越東40-10熊谷工業
 決勝  昌平14-7川越東
 ベスト8に残ったのは上記以外に、熊谷、城西川越、深谷、立教新座。ベスト8のうち半数の4校が公立。また、8校中5校が男子校。
 
◆バレー 男子は昌平、女子は細田学園
 男子バレーは、昌平が決勝で正智深谷を破り2年ぶり2回目の優勝で全国高校大会(春高バレー)出場。
 ▼男子
 準決勝 正智深谷2-0鷲宮
     昌平 2-0埼玉栄
 決勝  昌平 3-0正智深谷
 ベスト8に残ったのは、上記以外では坂戸西、春日部共栄、上尾、越谷南。
 
 女子バレーは、細田学園が決勝で春日部共栄を破り2年連続17回目の優勝で全国高校大会(春高バレー)出場。
 ▼女子
 準決勝 細田学園 2ー0正智深谷
     春日部共栄2-1狭山ヶ丘
 決勝  細田学園 3-1春日部共栄 
 ベスト8に残ったのは、上記以外では本庄第一、市立川越、昌平、大宮東。

◆バスケ 男子は正智深谷、女子は埼玉栄
 男子バスケは正智深谷が決勝リーグ1位で11年連続11回目の優勝で全国高校選手権(ウィンターカップ)出場。
 正智深谷が関東大会で優勝しているため、埼玉県に1枠が与えられ、2位の本庄東も全国出場(初)。
 ▼男子
 決勝リーグ
 1位 正智深谷
 2位 本庄東
 3位 埼玉栄
 4位 昌平
 上記以外でベスト8に残ったのは、伊奈学園、庄和、武蔵越生、慶応志木。

 女子バスケは、埼玉栄が決勝で久喜を破り3年ぶり7回目の優勝で全国高校選手権(ウィンターカップ)出場。
 ▼女子
 準決勝 埼玉栄 84-44昌平
     久喜  54-47正智深谷
 決勝  埼玉栄 89-46久喜
 上記以外ベスト8に残ったのは、松山女子、滑川総合、聖望学園、川口市立。では浦和南、久喜、星野、松山女子。今シーズン、関東大会県予選優勝、インターハイ県予選準優勝の市立川越は星野に敗れベスト16止まり。

◆駅伝 男子は埼玉栄、女子は昌平
 男子駅伝は埼玉栄が6年連続41回目の優勝で全国高校駅伝(京都)に出場。
▼男子
 1位 埼玉栄
 2位 花咲徳栄
 3位 東京農大三
 4位 西武文理
 5位 武蔵越生
 6位 早大本庄 
 上位6校は関東大会に出場。7位以下は川口市立、坂戸西、松山、春日部東の順。

 女子駅伝は昌平が埼玉栄が2年ぶり4回目の優勝で全国高校駅伝に出場。
▼女子
 1位 昌平
 2位 埼玉栄
 3位 坂戸西
 4位 本庄東
 5位 本庄第一
 6位 東京農大三
 上位6校は関東大会出場。7位以下は川口市立、春日部女子、大宮東、川越南の順。

 以上が、12月~翌1月にかけて全国大会が開催される競技の埼玉県予選結果である。
 昌平は4競技(サッカー、ラグビー、男子バレー、女子駅伝)で全国出場だが、これは一昨年と同じ。埼玉栄が2競技(女子バスケ、男子駅伝)。