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 暴力団を逮捕…中学生男女がSNSトラブル、組員と不良グループ20人以上が車6台で生徒宅へ 深夜に襲撃(12月8日 埼玉新聞)

 「どちらが有名なヤンキーか」で中学生が言い争いになり、その一方に指定暴力団の男らが加担し暴行を加え、中2男子に重傷を負わせた。
 埼玉新聞によると、「県警捜査4課、国際捜査課、少年捜査課と蕨署、浦和西署の合同捜査班が男を逮捕した」とある。
 指定暴力団がらみだから、捜査4課(通称「マル暴」)が入っているのは分かる。
 国際捜査課が入っているところをみると、加害者か被害者の中に外国人(外国籍)が含まれているのかもしれない。

 被害者となった男子中学生がSNSで知り合った女子中学生に「自分は埼玉県で有名なヤンキーだ」と言ったところ、女子中が「私の方が有名だ」と言い返した。
 そんなに有名なら、お互い名前ぐらい知っていてもよさそうだが、そこは二人とも気づかない。
 このあたりがいかにも中学生。
 頭の程度も大体知れるが、ここは子供のことだから許そう。

 二人はタイマン張る(1対1で喧嘩する)のかと思いきや、話し合いの場を持った。
 何と平和な風景。
 そして、その場は何事もなくわかれた。
 可愛いもんだ。

 と、ここまでは事件でも何でもない。
 
 が、このことを女子中が知り合いの組員に報告したところ、組員が不良グループに声をかけ、男子中を襲撃した。
 15歳の女子中が、なんで25歳の組員と知り合いなのだ。
 どの程度の知り合いなのかは分からんが、ここは大問題だ。

 25歳組員は不良グループに声をかけた。
 男子中相手になぜ一人で挑まない。組員のクセして。
 いや、それよりも中学生同士のいざこざに首を突っ込む25歳がいるということが問題だ。
 精神年齢が相当低い。
 
 組員らは、「川口市内の集合住宅に男子中学生を迎えに」行った(埼玉新聞記事)。
 自宅と書かずに集合住宅(アパート)と書くのは何か意味があるのか。
 一人暮らしでもしているのか。
 ここも問題ありそう。

 また、「男子生徒と親族が『SNSが原因でやられた』と川口署に来署したことが捜査のきっかけとある(埼玉新聞記事)。
 母親や父親じゃなく親族。
 ここにも何かありそうだ。

 とりあえず死に至らなかったのが不幸中の幸いと言うべきか。

 このニュースはNHKなどテレビと、読売など新聞各社が報じている。
 中で、面白かったのがこちらのニュース。

 どちらが「有名なヤンキーか」で中学生同士が言い争い そこに暴力団が現れ 未明の集団リンチに発展 埼玉県警(12月9日 FNNプライムオンライン)

 「時刻は午前2時40分ごろ。自宅のピンポンが鳴らされ、被害者の男子中学生は、応対に出たという。そのまま、近くに止めてあった車に乗せられ、監禁されたとのこと」(上記記事から引用)。
 おいおい、ピンポンってなんだよ。
 卓球か。
 たぶんインターホンか呼び鈴な。

 それにしてもニュース記事でピンポンはないだろう。
 書いた記者の頭も疑うが、それを通した編集デスクもどうかしている。
 FNN(フジテレビ系)大丈夫か。

 いや、それとも、こっちの頭脳が時代に追いついていないのか。
 その疑いも濃厚だ。
 「電子レンジで加熱したところ、突然発火した」は×。
 「電子レンジでチンしたところ、突然ボウボウした」が〇。