学期末恒例の、と言ってもまだ1~2回しかやっていないと思うが、「校長は何を語ったか」シリーズである。
 2学期制の学校は、12月23日が終業式だった。
 学校ホームページの新着記事などをまず見て、そこにない場合は「校長室」のようなメニューから探した。
 
 ニュースのページまでしかリンクしていないので、学校によってはそこからPDFを開いてもらう形になる。
 では、お時間のある方だけどうぞ。

●上尾(嶋村秀樹校長)
早いもので卯年の年男 2学期終業式 校長より
「お互いにまだまだ成長できるはずです。そうです、集中して物事に向き合えるにはあまりにも時間は少ない。そう考えながら、まとめの時期である3学期を迎えましょう」。

●上尾南(秋元俊一校長)
2学期終業式
「冬休みは、様々な人と会う機会があるでしょう。いろいろな人と対話しながら、生きるヒントを吸収して人生を豊かにしていって欲しい」。

●朝霞(久住 毅校長)
12月23日(金)2学期終業式
「誰かが思い切って集団を抜け出して先頭に出る。また別の人が勢いよくその前に出る。代わる代わる先頭交代しながら引っ張り合い、集団の速度を高めてほしいと思う」。

●伊奈学園(浅賀敏行校長)
令和4年度2学期終業式
「エンパシーについて思いめぐらせると分断が世界大戦につながる懸念さえある中、はたして人間は平和を守ることができるのか、という不安に行き着きます。人と人との間に対話がありますように。(中略)諸君がそのような世界で生涯を全うできますよう願ってやみません」。

●岩槻北陵(竹本 淳校長)
第2学期終業式
「『北陵は頑張っているな』と地域の方々から評価していただけるよう、皆さん一人一人が自分の行動や言動に責任を持ってほしいと思います」

●浦和工業(堀口真史校長)
令和4年度 2学期 終業式
「私が皆さんに伝えたいことは、できないとあきらめてしまうのでなく、どうすれば乗り越えられるか考えることです。私たち工業高校生の使命は、社会の抱える課題を技術で解決することです」。

●浦和商業(内田 靖校長)
第2学期終業式【校長ブログ】
「私は、知識と知識が結び付いて融合された知識や新しい知識が生まれるような学びを
『浦商の学び3.0』と勝手に名前を付けています。皆さんには、浦商の学び1.0、2.0、3.0と進化していくような場面がたくさん提供できるよう支援していきます」。

●大宮工業(清水雅己校長)
【式辞・講話等(全日制)】令和4年度第2学期終業式 式辞(要旨)
「皆さんは縁あって、『至誠一貫』『質実剛健』を校訓とするこの大宮工業高校で学んでいます。(「中略)将来、誰かに、あなたの座右の銘は?と聞かれたときに、『至誠一貫と質実剛健です!』と、胸を張って言える人間に成長してください。

●大宮商業(齋藤俊樹校長)
令和4年度第2学期終業式式辞
「一回で結果を残すことができる人がいれば、何回もチャレンジしてやっと結果を残すことができる人もいます」。

●大宮東(上條 岳校長)
令和4年度 2学期終業式 校長講話
「年の初めに、『今年はこれをやるぞ!』という強い思いをぜひ描いてもらいたい。(中略)周りの仲間や社会風潮に流されることなく、人は人、自分は自分と思い、しっかりと行動できるように考えてください」。

●川口北(小出和重校長)
12月校長講話
「理想と現実の狭間で、もがき苦しみ、大きな壁を乗り越えた時、はじめて希望が見えてきます。ぜひ、安易にならぬよう自らを謙虚に振り返り、自分に何が足りなくて、自分は何をなすべきか、今一度しっかり考えてください」。

●川越女子(西野 博校長)
校長日誌 全校集会
「混沌とした現代社会をバランスを保ちながらより快適に生きるには、面倒でも「考える」ことです」。

●熊谷女子(佐藤智明校長)
国際協力から考えるコミュニケーション
「国と国との信頼関係も、人と人との信頼関係も同じです。相手の目線に立って、相手のことを考えた行動で相互に信頼関係を作ってください」。

●越谷北(片野秀樹校長)
令和4年度 第2学期終業式校長講話
「この冬のように厳しい受験終盤に求められるものは、皆さんの「強い意志」であり、「行動」だと思います。この厳しい時期だからこそ、声に出して決意を表明し、焦らず、慌てず、諦めず、強い意志と勇気を持って、一歩ずつ前に進んでください」。

●越谷南(井上一也校長)
【校長室】2学期が終了しました
「『凡事徹底』することが、心の中を整理整頓し、人として成長することにもなるのではないかと思います。皆さんも心の中を一度、整理整頓して新しい年を迎えてはどうでしょうか。
微差力が大切、「凡事徹底」を心掛けてください」。

●児玉白楊(黒田勇樹校長)
令和4年度2学期終業式・校長講話
「『なすことによって学ぶ』というすばらしい校訓の下、伝統を重ねてきた本校と、その校訓を引き継いでいく新校は、どこへ出ても恥ずかしくない、むしろ堂々と胸を張って誇れる学校であるということです。このことを決して忘れないでほしいと思います」。

●狭山清陵(田部井洋校長)
【校長日誌】終業式
「勉強や部活動など、人知れず頑張っている人は皆さんの中に大勢いると思います。なかなか報われないなあ、という気持ちになることもあるかもしれませんが、どこかでその努力を見てくれている人がいる、そんなふうにとらえて、頑張り続けてみてください」。

●杉戸農業(飯田 賢校長)
2学期 終業式
「振り返ることにより、自分と向き合うことができますし、自分がどう成長できたか、何が身についたかなどを確認することができます。(中略)失敗したことやうまくいかなかったことばかりではなく、良かった点やうまくいったことも振り返ることが重要です」。
 ※講和は講和の変換ミスだね。

●草加南(川田清隆校長)
2学期の御礼
「みなさんの充実の 2 学期の活動を思い出してください。そして『ポートフォリオをどう作るか』連想してみてください。充実した活動の裏にあった皆さんの苦労や工夫を記録するのです。それらを自ら考え実行し克服したことにこそ、自己 PR のポイントがあります」。

●秩父(町田邦弘校長)
2学期終業式での校長講話を紹介します
「皆さんは将来の夢を抱いて進路を決めると思います。やがて就くであろう仕事では、ぜひ、やりがいを感じ社会貢献のために仕事をしてください。そこに思いがけない夢が潜んでいるかもしれません」。

●鶴ヶ島清風(石川良夫校長)
校長日誌 2学期終業式
「高校生という年代は、いろいろな可能性を秘めています。ここで年が変わる機会に、もう一度、自分のやりたいことを見つけ、その実現に向けて、自分自身をどう高めていくのか。今、自分に何ができるのかを考えて、取り組むことができるかけがえのない時期なのです」。

●所沢(佐久間博正校長)
令和4年度第2学期終業式の実施
「悩みや困難な状況に対して、全てを真正面からまともに受け止めるのではなく、時には適度に受け流したり、やり過ごしたりすることも必要だと考えています。物事をあまり深刻に考えすぎず、鈍感であることや楽天的に捉えることも必要だということです」。

●所沢商業(木村郁文校長)
第2学期終業式講話
「ルールやマナーを守ることで、お互いが気持ちよく過ごせるようになるわけですから、ルールやマナーを守ること、思いやりや気配りなどについて、今一度考えてもらえればと思います」。

●豊岡(内田正俊校長)
2学期終業式での校長あいさつ「表現者が込めたメッセージ」に思いを
「映画や演奏に限りませんが、表現者は受け手へのメッセージも乗せているはずで、込められたメッセージに改めて思いをいたしたいと思います」。

●新座柳瀬(伊藤孝人校長)
2学期終業式(12月23日)
「2学期に力を発揮できなかった生徒は、『何がいけなかったのか?どうすればよかったのか?』について必ず「振り返り」を行い、3学期に挽回してください。過去は変えられませんが、未来は作ることができます!頑張りを期待します」。

●鳩山(堀 尚人校長)
2学期が終了しました
「いま皆さんが、高校生活を送っていながら、勉強で躓いたり、友人との人間関係で悩んだりすると、『高校をやめてしまいたい』と思うかもしれません。いろいろな悩みがなくなり、気持ちが楽になるかもしれません。しかし、それは一時的なことです」。

●羽生実業(仲山嘉彦校長)
令和4年度2学期終業式 校長講話
「メッシの名言と言われるものの1つに『努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ』というものがあります。本日紹介した方は、まさにメッシが言った『報われるまで努力する』をやってのけたと思っています。
(注:本日紹介した方とは公認会計士試験に合格した卒業生)

●皆野(川窪慶彦校長)
令和4年度2学期終業式「もっと強くなれ」
「過去を振り返り、反省することは大切です。さらにその反省を生かして、今自分自身が努力している成果を発揮できるよう力を尽くし、目標達成を目指してください。周りから惑わされたり、後ろばかり振り返ったりせず、前を向いて頑張りましょう」。

●宮代(山﨑正義校長)
12/22 2学期終業式・校長講話
「自分のことが考えられない人は、自分以外のことにばかり目がいって、人をばかにしたり、いまの生活に不満を言ったりします。自分のことを見つめらないので成長しません」。

●吉川美南(高松健雄校長)
令和4年度2学期終業式 校長講話
「人は悩みやストレスを感じたとき、どうしても一人で抱え込みがちです。人の内面的なものですから特効薬はありませんが、誰かに相談したり、または話をするだけでも少し気が楽になったりするものです。とにかくストレスを必要以上に抱え込まないようにしてください」。

●与野(鈴木 健校長)
第2学期終業式、暦について
「現在高校生である皆さんも、自覚はしていないかもしれませんが、私から見れば、密度の高い時間を生きています。(中略)しかし、このような密度の高い時間を生きられるのは、若いうちだけです。多分 20 代半ばくらいまでだと思います」。

●和光国際(鈴木啓修校長)
2学期終業式校長講話
「みなさんが大学で学ぶ時には、世の中がどうなっているのか、私にもわかりません。しかし今日紹介した文章を忘れないでください。学問の世界には便利さや効率だけでは測れない価値があるのです」。
(注:紹介した文章とは哲学者アガンベンンの「レクイエム」)