ここまで来たら、せめて普通科は全部終わらせよう。
今日は、ここまで取り上げなかった学校である。
これから示す数字は、あくまでも私流の計算上ではこのようになったという数字である。
よって、実際に利用する場合は、他のさまざまな情報も含めていただきたい。
●数字の見方
学校名右側は第2回調査時点の倍率である。
平均は、過去4年間(元年度~4年度)の出願確定時の倍率である。
範囲は、過去4年間における第2回調査から出願確定時にかけての最大または最小の変動幅を第2回調査時点の倍率に加えたものである。
例えば、上尾の場合。
2年度に第2回調査1.66倍が出願確定時1.11倍と変動している。マイナス0.55ポイントだ。これを今年の第2回調査時倍率に加えると「1.75+(-0.55)=1.20」となり、大きく下がった場合は、1.20倍まで下がる可能性ありと考える。逆に下がり幅が小さかったのは4年度のマイナス0.30ポイントだったので、「1.75+(-0.30)=1.45」となり、あまり下がらなかった場合は、1.45倍になる可能性ありと考える。
●上尾(普) 1.75倍
平均 1.22倍
範囲 1.20~1.45倍
確定時に向け、大きく下がる傾向がある。
最大で0.55ポイント、最小で0.30ポイント下がる可能性があるので、1.20~1.45倍の間に収まると予想される。
●上尾鷹の台 1.05倍
平均 1.05倍
範囲 0.81~1.05倍
3年度に第2回1.34倍から確定時1.14倍と0.24ポイント下がったことがあるため、このような数字になった。
3年度を除くと、平均1.01倍、範囲0.99~1.05倍となり、現状を維持するか、 僅かに定員割れするかどうかだ。
●上尾南 1.13倍
平均 1.04倍
範囲 1.17~1.28倍
確定時に向け上がる傾向があるので、計算上このような数字になる。
ただ、今年の第2回は1.13倍と、この学校としてはかなり高めなので、1.05倍前後まで下がる可能性の方が高いのではないか。
●朝霞 1.12倍
平均 1.14倍
範囲 0.96~1.23倍
確定時に向け、上がる年と下がる年がある。
4年度は第2回1.06倍から確定時0.98と、定員割れしてしまった。定員増の影響もあったと思われる。
今年は定員も戻り、1.12倍からなので、さすがに定員割れはないだろう。4年度を含めても平均1.14倍なので、むしろ上がる可能性もある。
●朝霞西 1.03倍
平均 1.15倍
範囲 0.99~1.07倍
確定時に向け、下がることが多い。
ただ、今年の第2回は1.03倍と、1.03倍と、この学校としては低めなので、上がる可能性もある。
●伊奈学園 1.34倍
平均 1.18倍
範囲 1.23~1.34倍
確定時に向けて、やや下がることが多い。
1.2倍台か、場合によっては1.1倍台後半まで下がる可能性もあるが、そこまでだろう。
●入間向陽 1.17倍
平均 1.12倍
範囲 0.95~1.14倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
●岩槻(普) 1.32倍
平均 1.00倍
範囲 1.39~1.50倍
確定時に向け上がる傾向があるので、計算上このような数字になる。
今年の第2回は1.32倍と、過去にない高倍率なので、むしろ1.2倍台以下に下がる可能性がある。
●浦和北 1.45倍
平均 1.22倍
範囲 1.29~1.46倍
確定時に向け、下がる年と上がる年がある。
2年度は1.42倍から1.26倍まで下がったが、元年度は1.46倍から1.47倍と僅かに上がっっているので、予想が難しい。
●浦和東 1.40倍
平均 1.12倍
範囲 1.30~1.42倍
確定時に向け下がる傾向があるので、計算上はこのような数字になる。
今年は第2回1.40培と、この学校としてはかなり高めの倍率なので、下がる可能性が高い。
●大宮光陵(普) 1.26倍
平均 1.14倍
範囲 1.07~1.27倍
確定時に向け大きく下がる年と、ほぼ変わらない年がある。
第2回が1.1倍台ではやや上がり、1.2倍台以上では上がっているので、第2回1.26倍の今年は、1.1倍台に下がる可能性が高い。
●大宮南 1.20倍
平均 1.16倍
範囲 1.03~1.24倍
確定時に向け上がる年と下がる年がある。
下がる場合は大きく下がり、上がる場合はそれほどでもない。1.1倍台から1.2倍台前半に収まる可能性が高い。
●春日部女子 1.00倍
平均 1.05倍
範囲 0.96~1.23倍
確定時に向け上がることが多いが、下がるときもある。
3年度は1.10倍から1.20倍に上がったが、元年度は1.01倍から0.97倍に下がっている。
僅かに上がると思われるが、定員割れの可能性も捨てきれない。
●川口 1.25倍
平均 1.18倍
範囲 0.80~1.17倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
元年度に1.71倍から1.26倍と大きく下がったので、計算上は定員割れの可能性もある数字となっている。元年度を除外すれば、下がったとしても1.1倍台にとどまり、定員割れはないだろう。
●川口青陵 1.09倍
平均 1.10倍
範囲 0.88~1.03倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
過去4年間、低倍率ではあるが定員割れには至っていないので、1.09倍と低いスタートではあるが、1.0倍台に踏みとどまる可能性が高い。
●川口東 1.13倍
平均 1.08倍
範囲 1.11~1.40倍
確定時に向けて上がる傾向がある。
ただ、過去4年中3回は、第2回が定員割れからのスタートだった。
今年の第2回1.13倍は、この学校としては高めなので、下がる可能性もある。
●川越西 1.15倍
平均 1.10倍
範囲 0.95~1.17倍
確定時に向けて下がることが多い。
4年度の定員割れは定員増の影響もあっただろう。今年は元に戻ったので定員割れはないだろう。
3年度に第2回1.15倍から確定時1.01倍まで下がっているので、それに近い動きとなりだろう。
●久喜 1.07倍
平均 1.16倍
範囲 1.16~1.38倍
確定時に向けて上がる傾向がある。
元年度に第2回1.01倍から確定時1.32倍と大きく上がったため、計算上はこのような数字となるが、元年度を除外すれば、平均1.10倍となる。
上がったとしても1.1倍台前半までとなる可能性が高い。
●鴻巣(普) 1.20倍
平均 1.15倍
範囲 0.86~0.90倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
元年度と2年度に、1.5倍台から大きく下がったことがあるので、計算上はこのような数字になるが、定員割れはないだろう。
●鴻巣女子(普) 1.01倍
平均 0.91倍
範囲 0.95~1.24倍
確定時に向けて上がる年と下がる年がある。
元年度に第2回0.83倍から確定時1.06倍と大きく上がったので、計算上はこのような数字となる。
第2回の1.01倍は、この学校としては高い数字である。このまま維持するか、僅かに定員を割るか、微妙なところだ。
●越谷西 1.25倍
平均 1.13倍
範囲 1.13~1.18倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
下がったとしても1.1倍台までで、定員割れはないだろう。
●越谷東 1.03倍
平均 1.05
範囲 0.99~1.13倍
確定時に向けて上がることが多いが、下がることもある。
定員割れが回避できるかどうか微妙なところだ。
●越谷南(普) 1.82倍
平均 1.38倍
範囲 1.40~1.82倍
確定時向けて下がる傾向がある。
4年度は第2回1.79倍から確定時1.40倍まで下がった。今年は1.82倍からのスタートなので、これに近い数字となる可能性が高い。
●坂戸(普) 1.24倍
平均 1.14倍
範囲 1.02~1.22倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
下がっても1.1倍台までである可能性が高い。
●坂戸西 1.03倍
平均 1.11倍
範囲 1.03~1.08倍
確定時に向けてやや上がる傾向がある。
元年度の確定時が1.21倍と高かったので平均が1.11倍となっているが、それを除外すると平均は1.08倍となる。
上がったとしても1.1倍台までだろう。
●狭山清陵 1.22倍
平均 1.14倍
範囲 1.21~1.26倍
確定時に向けて上がる年と下がる年がある。
上がる可能性と下がる可能性があるが、いずれにしても変動幅はそれほど大きくないだろう。
●志木 1.21倍
平均 1.09倍
範囲 1.15~1.39倍
第2回で定員割れの年が3回あり、その場合は確定時に向けて上がっているが、そうではない年は下がっている。
今年の第2回は1.21倍と、この学校としては高めなので、下がる可能性が高い。
●庄和 1.00倍
平均 1.00倍
範囲 1.03~1.18倍
確定時に向けて上がる傾向がある。
過去4年、第2回ではいずれも定員割れだったが、そのうち2回は定員割れを回避した。
1.00倍からスタートの今年は、逆にその点が嫌われる可能性もあり、予想が難しい。
●草加西 1.24倍
平均 1.11倍
範囲 0.96~1.19倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
元年度に第2回1.46倍から確定時1.18倍と大きく下がったので、計算上はこのような数字になるが、それを除外すれば、下がっても1.0倍台後半までだろう。
●草加東 1.26倍
平均 1.15倍
範囲 1.07~1.19倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
下がり幅は年によって異なるが、大きく下がって1.0倍台後半、小さければ1.1倍台前半と予想される。
●草加南(普) 1.10倍
平均 1.13倍
範囲 1.00~1.13倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
4年度は上がったが、定員増を考慮しておく必要がある。
第2回1.10倍から僅かに下がる可能性が高い。
●所沢中央 1.14倍
平均 1.16倍
範囲 1.10~1.21倍
確定時に向けて上がる年と下がる年があるが、変動幅は大きくなく、±0.1ポイント以内に収まっている。
●所沢西 1.03倍
平均 1.12倍
範囲 0.72~1.00倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
元年度に第2回1.50倍から確定時1.19倍と大きく下がったので、計算上はこのような数字になる。元年度を除外すると、平均1.09倍、範囲は0.89~1.00倍となる。
今年は第2回1.03倍と、この学校としてはかなり低い数字なので上がる可能性もある。
●豊岡 1.22倍
平均 1.21倍
範囲 1.11~1.32倍
確定時に向けてやや下がる傾向がある。
元年度は第2回1.12倍の低倍率だったので、確定時1.22倍まで0.10ポイント上がったが、それ以外は下がっている。ただし、下がり幅はそれほど大きくないので、下がったとしても1.1倍台にとどまる可能性が高い。
●南稜(普) 1.49倍
平均 1.28倍
範囲 1.07~1.32倍
確定時に向けて大きく下がる傾向がある。
今年は第2回1.49倍と、この学校としてはそれほど高くない倍率からのスタートなので、下がり幅はそれほど大きくないと予想される。
●新座柳瀬 1.21倍
平均 1.07倍
範囲 1.12~1.44倍
確定時に向けて上がることが多いが、下がることもある。
4年度は第2回1.23倍から、確定時1.14倍と下がっているので、これに近い動きになると予想される。
●鳩ヶ谷(普) 1.59倍
平均 1.23倍
範囲 0.96~1.42倍
確定時に向けて大きく下がる傾向がある。
2年度は第2回1.89倍から、確定時1.26倍と大きく下がったので、計算上はこのような数字になるが、これを除外すると範囲は1.13~1.42倍となり、定員割れすることはない。
3年度は第2回1.59倍から、確定時1.21倍となっているので、これに近い動きになると予想される。
●日高(普) 1.05倍
平均 1.05倍
範囲 0.73~1.20倍
確定時に向けて上がる傾向がある。
元年度に第2回1.45倍から、確定時1.13倍と大きく下がっているので、計算上はこのような数字になるが、これを除外すると、平均1.02倍、範囲は1.05~1.20倍となる。
やや上がる可能性もあるが、定員割れの可能性も残っている。
●深谷 1.06倍
平均 0.99倍
範囲 1.05~1.18倍
確定時に向けてやや上がる傾向がある。
ただし、上がったのは第2回で定員割れだった時で、第2回が1.05倍だった3年度は確定時1.04倍に下がっている。
今年は第2回が1.06倍なので、やや下がる可能性もある。
●深谷第一 1.21倍
平均 1.24倍
範囲 1.03~1.17倍
確定時に向けてやや下がる傾向がある。
今年は第2回1.21倍と、この学校としては低めなので、下がり幅はそれほど大きくないと予想される。
●ふじみ野(普) 1.04倍
平均 0.99倍
範囲 0.77~1.06倍
確定時に向けて上がる年と下がる年がある。
4年度が第2回1.34倍から、確定時1.07倍と大きく下がっているので、計算上はこのような数字になるが、これを除外すると、平均は0.96倍、範囲は0.93~1.06倍となる。
今年は第2回1.04倍という微妙な数字からのスタートなので、僅かに上がる可能性もあるが、定員割れの可能性も残っている。
●本庄 1.13倍
平均 1.17倍
範囲 0.97~1.19倍
確定時に向けて上がる年と下がる年がある。
元年度が第2回1.30倍から、確定時1.14倍とやや大きく下がったので、計算上はこのような数字になるが、これを除けば、平均1.18倍、範囲は1.06~1.19倍となる。
4年度は第2回1.13倍、確定時1.13倍と変動がなかったので、これに近い動きになると予想される。
●松伏(普) 1.00倍
平均 1.03倍
範囲 0.87~1.10倍
確定時に向けて上がる年と下がる年がある。
4年度は第2回1.00倍から、確定時0.99倍と、僅かだが定員割れした。
今年も1.00倍からのスタートなので、定員割れの可能性もある。
●松山女子 1.02倍
平均 1.11倍
範囲 1.00~1.07
確定時に向けてやや上がる傾向があるが、下がる場合もある。
今年は第2回1.02倍と低いスタートなので、やや上がる可能性が高い。
●宮代 1.07倍
平均 1.10倍
範囲 1.00~1.24倍
確定時に向けて上がる傾向があるが、やや下がる場合もある。
今年は第2回1.07倍からのスタートなので、4年度のような定員割れはないと予想される。
●八潮南(普) 1.11倍
平均 1.04倍
範囲 0.78~0.97倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
今年は第2回1.11倍からのスタートだが、4年度は1.20倍から、3年度は1.08倍からのスタートで、いずれも定員割れしているので、予断は許さない。
●与野 1.20倍
平均 1.29倍
範囲 1.04~1.19倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
今年は第2回1.20倍と、この学校としては低めのスタートなので、大きく下がることはないと予想される。3年度が1.20倍から1.16倍だったので、それに近い動きとなるだろう。
●鷲宮 1.08倍
平均 1.05倍
範囲 1.00~1.06倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
4年度は第2回0.91倍から、確定時0.98倍と上がった。
今年は第2回1.08倍からのスタートなので、下がったとしても、定員割れは回避する可能性が高い。
●浦和南 1.67倍
平均 1.36倍
範囲 1.34~1.56倍
確定時に向けて下がる傾向がある。
元年度が第2回1.64倍から、確定時1.38倍となっているので、それに近い動きになると予想される。
以上、普通科全校(コース除く)の最終倍率予想だ。
これまでの記事は以下のとおり。
普通科倍率上位3校(市立浦和、川口市立、市立川越)の最終倍率は?
2023埼玉県公立入試、最終倍率を予想する【学校選択問題採用校】
2023埼玉県公立入試、最終倍率を予想する【現時点の定員割れ校】
2023埼玉県公立入試、最終倍率を予想する【定員すれすれ低倍率校】
専門学科や総合学科もやってみたいが、体力が限界に近づいている。
少し時間をおいてからチャレンジする。
◆目の疲れをどう克服するか
パソコンを見つめている時間が異常に長く、目の疲労が半端じゃない。
ただでさえ老化現象で弱っているのに。
そこで緊急対応策としてホットアイマスクを使ってみたが、これがなかなかよろしい。
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