不動岡でのコロナ集団感染、栄東の開催延期など6月文化祭は波乱含みの幕開けだった。
 はたして今日明日開催の開智高等部、花咲徳栄は大きなトラブルなく無事終了できるだろうか。

 さて、今日の話題は、文化祭に関する情報発信について。
 
 開智高等部は、ホームページに「文化祭(時鐘祭)特設ページ」を設けている。
 ここに「入場フォーム」があり、来場希望者はWEB上で事前に申し込みをする。
 抽選とか先着順とか、入場に関する制限はない。
 メールアドレスが必須記入項目になっているので(住所・氏名は不要)、万が一の時は来場者に連絡を取ることが可能だ。

 9月以降、文化祭を予定している学校には、次の2点が参考になる。
 1 HP内に文化祭特設サイトを設けると情報が伝わりやすい
 2 入場者を把握しておくと、万一の場合連絡が可能になる

 花咲徳栄は、事前申込は不要。
 広報に注力しており、今日だけで8本の動画ニュースを配信した。
 学校ホームページ、Instagram、Twitterの3媒体で同時発信。

 花咲徳栄ホームページへ
 
 
 このような形で、60秒程度の動画を約6時間の間に8本配信している。

 「撮影>編集>公開」の作業を繰り返すことになるので、複数のスタッフが役割分担を決めて進める必要がある。
 1本1本の動画が60秒程度と短いのがポイントだ。
 このブログで何度も言っているが、長い動画は途中で離脱する人が多い。
 
 文化祭が行われたことをホームページ上で報じない学校は無いと思われる。
 その際、当日や翌日にまとめて1本だけというのも一つの考え方だ。
 スタッフが揃わないかもしれないし、費用対効果(コスパ)と時間対効果(タイパ)から見て割に会わないかもしれない。
 ただ、文化祭や体育祭といった学校行事をリアルタイムに近い形で情報発信してみようと思うなら、参考になるやり方ではある。