本日、春日部東高校の1・2年生対象学校説明会へ。
教育関係者(塾の先生方)の参加も可能ということなので事前申し込みの上、参加してきた。
当初、参加者は各教室でライブ配信を視聴する形を考えていたようだが、少し大きめの教室で対面の形で実施された。
正確に数えたわけではないが40組以上の参加があった模様。
司会進行を生徒(放送部)が担当したほか、受付や誘導なども生徒会役員が中心になって行っていた。
また、学校行事や学校生活に関する説明も生徒が行った。
教育方針や学習指導・進路指導、あるいは入試に関わることは先生から正確に説明するべきだろうが、学校行事などについては生徒の生の声の方が伝わりやすいかもしれない。その点では先生の話と生徒の話がうまく組み合わされた説明会だった。
来年度・再来年度の入試変更については当然ながら言及があった。
ただ、選抜のしくみをどう設計するかは、この学校に限らず、どこもこれから検討が始まるので、具体的な話まではなかった。
大学進学に関しては、現時点で判明している今年度の結果が示された。
総合型選抜等では埼玉県立大12人をはじめ計80人ほどの合格が出ている。
また、一般入試では昨日現在で国公立10人、早稲田7人、東京理科大5人、GMARCH65人の合格が出ているとのことだ。
文武両道を掲げているが、どちらかと言うと「武」のイメージが強い同校だが進学の方でもしっかり結果を出している。このあたりをどう伝えていくかが課題だろう。
生徒募集面では1クラスだけある人文科が課題だ。今年も普通科からの第二志望合格で定員は確保したが、第一志望だけだと40人の定員に達しない。
そもそも人文というのが中学生には伝わりにくい概念だ。
要は文系コースなのだ。普通科も2年次以降、文系・理系に分かれるが、こちらは1年次から文系に特化する。つまりは難関私立大を目指すコース。私立であればそのたりもうすこし明確に打ち出すところだ。現に私立では文系に完全シフトしたコースを作り、しっかり集めている学校もある。公立だと簡単には学科名も変えられず難しい面もあるが、中身を正しく伝える工夫をしないと苦しい戦いが続くだろう。
同校が伝える今日の説明会の様子はこちら。
中学1年生・2年生・小学生対象学校説明会実施!
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