彩の国進学フェアまであと4日。
 各校ホームページでも来場を促す記事が見られる。
 自校ブースへの来訪をお願いするものだが、主催者としてもより多くのお客様に来ていただくことにつながるので大変ありがたい。
 主催者は毎年、各校ホームページでも出展内容を掲出すると同時にフェア専用のHPページにリンクを貼ってくれるようお願いしているところである。

こちらは浦和高校のHP。
【お知らせ】来週7/12(土)・13(日)は進学フェア
 記事の中に、「こののぼりが目印です」とある。

 おいおい、今どき幟(のぼり)かよ。
 世はバックボード(バックパネル)の時代だぜ。
 こういうの作ったら。

◆高校生のお手伝いは禁止
 最近の学校説明会では多くの学校で在校生が活躍する。
 これが実に上手い。
 プレゼン慣れしている。
 日頃の教育の賜物だ。

 中には、生徒(会)主催の説明会を開いている学校もある。

 自校で行われる説明会ならそれでいいだろう。
 ただ、進学フェアは客として誰がやって来るか分からない。
 大部分は中学生親子だと思うが、事前登録すれば誰でも入場可能だ。
 不特定多数とまでは言わないが誰がどんな目的でやって来るか、チェックには限界がある。
 将来は分からないが、今のところ高校生のお手伝いは禁止だ。

◆確約は禁止
 公立は当然ながら確約などしない(できない)。
 問題は私立だ。
 私立高校には、「入学合否を確約するような言動」はしないようにお願いしている。
 また、来場する中学生親子に対しても「入学を保証するようなことを尋ねることはできない」と言っている。成績表などを持ってくることまでは禁止できないので、そこはお客様の判断だ。

 私立高校が自校で実施する個別相談会において、合否に関わる相談をしたり、質問を受けたりするのは構わないだろう。
 だが、先ほども言ったように、この種のイベントはかなり自由に参加できる。完全フリーではないが、自校で行う相談会に比べれば参加へのハードルはそれほど高くない。そういう誰が来るか分からない場で、軽々に合否に関わる話などするべきではない。
 説明会や相談会や文化祭への誘導にとどめよう。