今日は「山の日」。祝日としては一番の新参者だ。施行は2016年(平成28年)。先輩格の「海の日」が1996年(平成8年)だから、20年も遅れての登場である。

 たいていの祝日には、それらしい由来がある。ところが「山の日」にはこれといったものがない。
 「海の日」があるんだから山にもひとつくらいあってもいいだろう――どこかの団体がそう言い出して、なんとなく決まったらしい。だから日付にも深い意味はない。
 海の日は夏でなければ格好がつかないが、山は「冬山」という言葉があるくらいで、一年中いつ登ってもいい。というわけで、休みのない8月に押し込んでおけとなった様子。

 候補はいくつかあったようで、「海の日の翌日」案もあれば、お盆休み直前の8月12日案もあった。ただ12日は御巣鷹山の日航機墜落事故と重なってしまうため避けられ、11日に落ち着いたというのが有力な説である。何にせよ、存在感も有難みも薄めの祝日であることは否めない。

 さて、現在祝日が一つもないのは6月と12月。かつては12月に天皇誕生日があったが、これが2月へ引っ越してしまい、空白になった。だったら、元の12月23日を「平成の日」として復活させる手はどうだろう。あるいはクリスマスイブでもいい。

 6月については、個人的には30日を推したい。「夏越の大祓」の日で、一年のちょうど折り返し地点。穢れを祓って後半戦に臨む、という意味合いがある。ただし神道の行事なので、国民的合意を得るのは難しそうだ。クリスマスイブも似たような事情だろう。

 というわけで、6月は素直に「夏至」にしてしまおう。ついでに12月は「冬至」。そうすれば「春分の日」「秋分の日」と合わせて、二至二分がすべて祝日となり、なんとも収まりがいい。

 ところで、今日を起点に16日まで閉庁とする学校が多い。学校相手の仕事が多い身としても、ここは足並みを揃えておくべきだろう。
 公立学校は役所の一部だから「学校閉庁日」でよいとして、私立学校も役所ではないものの学校というくくりで、同じく「学校閉庁日」としておこう。この期間、先生方は夏季休暇や有給を取って学校に来ないだろうから、当ブログの閲覧数もきっと落ち込むはず。
 というわけで、こちらも20日頃まで減速走行で行こうと思う。