今や定番となった企画である「校長は何を語ったか」シリーズ。
今回はもちろん卒業式だ。
早い学校だと3月8日、遅い学校だと約1週間遅れの16日に行われている。
公立全校のHP新着情報をチェックしたが見落としももあるかもしれない。
全文を読ませてもらったが、要約するのは私の能力を超える。
そこで式辞のごく一部を切り取って紹介に代えることにした。
●上尾(嶋村秀樹校長)
式辞(第64回卒業証書授与式)
「『余白』は主に物理的な空間や時間の空白を指し、余裕は心理的なリソースや能力を指します。両者を組み合わせることで、より充実した生活や効果的な仕事をすることができます」
●上尾南(秋元俊一校長)
卒業証書授与式式辞
「正解がわからない社会の課題に対峙していくには、学力だけでは対処しきれません。失敗にくじけない精神的な強さや、物事にチームで対応していくスキルが必要になります」
●朝霞(久住 毅校長)
第59回卒業証書授与式
「社会の中で生きていく上でより大切なのは、人とつながり協働して、『私たちの最適解』を求める力です」
●伊奈学園(浅賀敏行校長)
令和5年度卒業証書授与式を行いました
「諸君には『人生には何一つ無駄なものはないのだ』と固く肝に銘じて、自分が直面する現実を選り好みせず、あらゆることに心を開き、誠実かつ真摯に歩んでほしいものです」
●浦和工業(堀口真史校長)
令和5年度 第61回卒業証書授与式
「現在は様々な情報にあふれています。偽りの情報をあたかも本物のように見せることも可能です。表面からは見えない真実を想像する力を持ってください」
●浦和商業(内田 靖校長)
令和5年度卒業証書授与式挙行【校長ブログ】
「キャリアのトランジション・リレーを続けていき、より良く生きより良い社会を作っていってください」
●浦和西(加藤 元校長)
令和5年度 第76回卒業証書授与式式辞
「仲間とともに、時には柔軟に、時には強い覚悟を持って、それぞれの成長を遂げるための自らの変革に果敢に挑戦し続けてきた皆さんは、浦和西高校の誇りです」
●大宮(鎌田勝之校長)
第74回卒業証書授与式
「価値観が多様に存在する中で全ての人が幸せで持続可能な生活を営むことができる社会を創ることはとても難しいことです。しかし、これが皆さんに求められている命題です」
●大宮東(上條 岳校長)
第42回卒業証書授与式 式辞
「やがて到来すると言われる『人生100年時代』に向けて『自己を高めるための積極的な行為』として『学び続ける心を持つ』この言葉を餞の言葉とし送ります」
●越生(吉澤 修校長)
令和5年度 第50回卒業証書授与式を挙行しました
「何のために学ぶのか、その学びで社会のために何ができるのかを自分に問いかけ、答えを求めつつ、自らの学びを進めてください」
●春日部(上原一孝校長)
忍耐剛毅わがつるぎ 誠実質素われがたて~春日部高校卒業式~
「21世紀を生き抜く諸君は、この『解』のない課題に立ち向かう気概を持ち続けましょう。新しい価値をどんどん築くことがよい社会になる礎になります。失敗することを恐れず、チャレンジしてください」
●春日部東(竹本 淳校長)
第45回卒業証書授与式校長式辞
「、卒業生の皆さんには、その時々に自分が置かれている環境の中で、決して愚痴を言わず、常に最善を尽くし、人の幸せのため、社会の発展のために努力してもらいたいと思います」
●川口北(高松健雄校長)
第48回卒業証書授与式 式辞
「川口北高校で培った文武両道、凡事徹底、自学自習の精神、また『チーム川北』として身に付けたコミュニケーション力などに一層磨きをかけ、自分の持つ限りない可能性をさらに引き出していってほしいと思います」
●川越総合(仲山嘉彦校長)
令和5年度第26回卒業証書授与式式辞
「その可能性を実現化するためには、何か行動を起こしてみることです。その行動がうまく行かないことがあるかもしれませんが、それは、決して不可能を意味するものではなく、成功に近づく途中経過にすぎません」
●川越西(金井信也校長)
第43回(令和5年度)卒業証書授与式 校長式辞
「この川越西高校で学んだことを基盤として、さらに自らを深め、向上させ、VUCAの時代を力強く生きていく、豊かな人生を築き上げていってもらいたいと思います」
●川越南(石川良夫校長)
第47回卒業証書授与式を挙行しました
「高校時代が皆さんの夢の土台作りの前期だとすれば、大学時代は、夢の土台作りの後期です。土台は広ければ広いほどその上に高いものが建てられます」
●熊谷(加藤哲也校長)
令和5年度卒業証書授与式
「人間、誰もが限られた時間しか持っていません。自分にとって、さほど大切でないもので時間を埋めていくと、大切なものに割くべき時間を失ってしまいます」
●熊谷女子(佐藤智明校長)
卒業証書授与式 校長式辞
「『教学半(教うるは学ぶの半ばなり』のことばを踏まえ、これから大学や実社会で学び続け、大きな夢をつかみ取ってください」
●栗橋北彩(酒井直人校長)
3年次諸君、力強く歩んでください。
「社会の中で、人への優しさ、感謝の気持ち、「誠実さ」をいつも忘れずに、「正々堂々」と力強く幸せな人生を歩んでいってください」
●鴻巣女子(小川 剛校長)
第59回卒業証書授与式
「上野千鶴子先生の言葉をお借りして、『古い価値観に縛られることなく、未知を求めよ』を卒業にあたっての贈る言葉といたします」
●越谷南(井上一也校長)
令和5年度 卒業証書授与式
「本当に伸びる人は、素直な心をもって人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人です」
●庄和(水石明彦校長)
第四十二回卒業証書授与式
「庄和高校で高校生活を過ごした皆さんには、少なくとも自然を五感で体感してきたアドバンテージがある。そのことを自覚し、地球環境との共生の在り方に皆さんなりの考えや思いをもって、自分の人生を豊かなものにしていってもらえることを願っています」
●杉戸(松本剛明校長)
【校長日誌】第45回卒業証書授与式
「人は皆、自分自身のことを愛おしく思い、大切にします。それと同じように、他の人に対する愛おし
さを忘れずに、大切な存在として接してください」
●草加南(谷ヶ﨑 覚校長)
第46回卒業証書授与式を挙行
「後で振り返った時に、自分の選択が正しかったと、自分が選んだ道を『正解』にできるのは自分だけです。ぜひ後悔のないようチャレンジし、全力で取り組んでください」
●秩父農工科学(服部 修校長)
第119回卒業証書授与式 式辞
「大切なのは、自分一人で悩まないことです。自分で抱え込んでしまっては、我慢するか、その状況から逃れるといった結論にしか至りません。周囲に助けを求めることをためらわないでください」
●鶴ヶ島清風(井上正明校長)
校長ブログ34 第14回卒業証書授与式行われる。
「今日ほど『何を基準に考えるべきか』が問われている時代もありません。私は卒業するみなさんにはぜひ『自分軸』をもってもらいたいと思います」
●常盤(鴨志田新一校長)
第18回修了証書授与式
「これから未来を担う看護師・医療人として、見えないものを見る目を養い、そこに価値を見出し、誰からも信頼される人になってほしいと願っています」
●所沢(内田正俊校長)
高校76期生に向けて、卒業式での校長式辞です
「成功体験しかしてこなかった人は一度追い込まれただけで弱く折れてしまいます。失敗や挫折を経験した人には、そのまま放置したり、逃げたりしなければ、新しい視点と耐久力が付け加わります」
●新座総合技術(佐久間博正校長)
卒業証書授与式及び修了証書授与式の挙行
「単に自分自身の利益の追求だけではなく、身に着けた技術・技能を使って社会にどのように貢献するかということも考えてください」
●新座柳瀬(伊藤孝人校長)
第16回卒業証書授与式
「『正解』から『最適解』へと発想を転換し、社会の一員としてよりよい未来を創り出していく担い手とな
っていくことを心から期待しております」
●鳩山(堀 尚人校長)
卒業式を行いました
「これから社会に出ていく皆さんは、世の中の変化に対して、自分自身の意志をしっかり持ちながら、柔軟に対応していくことが必要です」
●羽生第一(相模幸之校長)
第46回卒業証書授与式
「学び続けることで困難を克服することはもちろん大事なのですが 皆さんが命を削るような人生を送ることになってしまっては元も子もありません。皆さんには 自分自身の人生を楽しみ謳歌することも ぜひ追い求めてほしいと思います」
●深谷商業(新井秀明校長)
令和5年度卒業証書授与式
「『自立』と『共生』という言葉を胸に、深商の卒業生という矜持をもって、これからの人生をたくましく生き抜いてください」
●三郷北(石井和男校長)
校長あいさつ・校長式辞・講話
「失敗
や挫折から学び、それを乗り越えていくことで、より強くなることができます。自分を信じて前に進んでください。自分に自信を持って、夢への道を切り拓いてください」
●八潮南(町田 徹校長)
平成5年度 卒業証書授与式
「目標を達成できることは素晴らしいことです。しかし、すべてがうまくいくわけではありません。ですが、自分のできることを精一杯行い「一片の悔いもない」と言えるようにしてください」
●与野(鈴木 健校長)
3/8 卒業式
「みなさんは、今最も求められている『真面目』という得難い才能を豊かに持っています。それを生かせば、豊かで楽しい生き方ができるでしょう。自信をもって未来に旅立ってください」
●和光国際(鈴木啓修校長)
第35回卒業証書授与式 校長式辞
「自分と違った価値観を持った人と出会い、共感しようと努力してもできない時は、落としどころを見つけ共に生きていってください。まさしくこれが本校の教育理念の一つである『共生力』『共に生きる力』なのです」
●蕨(山本康義校長)
第65回卒業証書授与式 式辞
「65期の皆さんの未来はまさに無限大ですが、今後の様々な局面で選択に迷った場合は、どちらがより『人のため』になっているかという点にも留意していただきたいと思います」
大変時間のかかる企画なので数日がかりで書いた。
最終確認は3月16日午後7時である。
その後に掲載が確認できた学校については後日追記する予定である。
【追記】
●越谷北(片野秀樹校長)
第53回卒業証書授与式
「皆さんには、未来を創造するリーダーの気概と優しさを持って、皆さんの持っているすばらしい資質能力を惜しむことなく、世のため人のために生かしていく人生を送ってほしいと心から願い、そして期待します」
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