上尾高校が「学習塾・教育関係者対象の学校説明会」を開催する。
 9月26日(金)10:40~
 申込は同校ホームページから。
 9月12日まで。

 上尾高校ホームページ

 時期的にはやや遅いが、本格的な学校選びはこれからとも考えられるので、ここで実施する意味はあるだろう。
 多くの教室を展開し、塾生もたくさんいる大手塾の目に留まれば、それなりの出席者は得られるだろう。
 いわゆる個人塾の場合、それほど多くの塾生を抱えているわけではないので、志願者増加は見込めないが、SNSなどによる情報拡散は期待できる。

◆中学校の先生か、塾の先生か
 受験生・保護者が志望校選択するにあたって、主に中学校の先生に相談するか、それとも塾の先生に相談するか。
 いろいろなケースがあり一概には言えないが、一般には塾の先生の影響力の方が強いと思われているようだ。

 中学校の先生は、高校を訪ねる機会がきわめて少ないので最新の高校情報にうとい。
 塾の先生は、私立高校は塾説などで何度か訪れている。また、私立高校側が塾訪問などしてくれる。問題は公立高校の情報だが、最近は塾説明会を開催してくれる高校が増えたので、以前より情報は得やすくなった。塾説明会は行わない代わりに、受験生(中学生)向け説明会への参加を認めているケースもある。

 中学校の先生や塾の先生が、志願先高校の決定にどれくらいコミットしているか。
 高校の先生方には分かりにくいところだが、その場合は、自分自身が生徒の大学選び(進路先選び)にどれくらいコミットしているかを考えてみればいい。相手が中学生か高校生かという違いはあるが、ほぼ似たようなものだ。
 基本は本人の意志尊重である。
 ここにしろ、そこはやめろ、とまではなかなか言えない。
 「ここもいいよ(ここもあるよ)」と薦めてくれるか、本人が「ここがいい」と言った時、「いいね」と後押しをしてくれるか、その程度だろう。

◆情報量の逆転現象
 受験生自身は、実際に志願先候補校を訪れている。
 説明を聞いてきているし、個別に相談してきている。場合によっては授業や部活を体験してきている。
 一度も行ったことがなく、どんな場所にあるかさえ知らない塾の先生に比べ、圧倒的に多くの情報を持っている。

 指導する側の持っている情報より、される側の持っている情報の方が多いという逆転現象が起こっているのではないかというのが私の見立てなのだが、塾の先生が訪問できる機会を設けてくれればこうした事態は改善に向かうだろう。