一昨日(4月13日)、「埼玉県教委の高校紹介サイト、そろそろ新学校名に更新したら」という記事を書いた。
で、一日おいて今日見てみたら、再編で名前の変わった3校が新校名に変わっていた。
別にこのブログを読んだから更新したわけではなく、当局の更新スケジュールと記事掲載が偶然一致しただけだろうが、何はともあれ良かった。
新校が何とか知名度を上げようと頑張っているのに、県教委がその足を引っ張っているような状況だったが、これで解消された。
ただし。
越生翔桜は、県がせっかく新校名に更新してくれたのに、肝心の学校ホームページは今日現在「越生高校」のままである。
これはまずい。
◆新校の略称をどうするか
新しくできた学校は、略称をどうするかという問題がある。
略称は日本語の特性から、通常3文字か4文字(3拍か4拍)に落ち着く。
コンビニエンスストアはコンビニ、パーソナルコンピュータはパソコンとなっているように、学校名も日常会話の中では略される。
「浦高(ウラコー)」「一女(イチジョ)」のように。
今春、6校がスタートしたが、岩槻・秩父・和光国際は旧校名がそのまま残った。
変わったのは、大宮科学技術・越生翔桜・八潮フロンティアの3校。
大宮科学技術は久しぶりの6文字校名。
浦和第一女子・伊奈学園総合・秩父農工科学・越谷総合技術・新座総合技術・三郷工業技術といった先例があるが、さあどうする「大宮科学技術」。
学校側は、「Omiya Science Technology」だから「OST」(オー・エス・ティー)を広めたいところだろうが、書き言葉ならいいが、話し言葉で定着させるのはなかなか難しい。
もちろん、「IT」とか「AI」とか一般に浸透したアルファベット略語もあるわけだが、固有名詞は例が少ない。
東京ディズニーランドも書き言葉なら「TDL」が使われるが、会話の中で使われるの聞いたことがない。ライバルの「USJ」は比較的浸透したが、最近は「ユニバ」に押され気味だ。
略称には自然発生的なものが多いが、学校側が広報上のブランドとして略称を使うケースもある。
大宮科学技術もそこを狙っていると思われるが、であれば、とにかく至るところで使い続けることだ。
学校のマークは「OST」をあしらったものだが、そこに目を向けてくれる人はそう多くない。
だから、自ら、言い続けること、書き続けること。
新校はマスコミからの取材を受けることも多いと思うが、その際も、使って欲しい略称は伝えたほうがいい。
マスコミは時間や字数の制限の中で仕事をしている。
新聞の見出し一つ取っても、短縮せざるを得ないのだ。
だから放っておいても勝手に短縮してくれるのだが、そこを「本校の公式略称はこれなので」とお願いする。
「越生翔桜」は「越翔(オゴショー)」がいいのか、ただ「翔桜(ショーヨー)」がいいのか。
「八潮フロンティア」は「ヤフロ」がいいのか「ヤシフロ」をお望みなのか。
まあ、自らの希望通りには行かず、そのうち自然に決まって行くものではあるが、希望の略称があるならトライしてみよう。
◆SNS発信の強化は必須
学校ホームページが最初の接点であった時代はとっくに終わった。
インスタやエックスなどSNSによる発信や、ユーチューブ動画などによる発信は、いまや学校広報において不可欠である。
今、埼玉県では私立30校、公立80校が学校公式インスタを運用している。
現時点での新校のインスタフォロワー数。
岩槻 1万7200人
和光国際 3216人
大宮科学技術 1128人
八潮フロンティア 774人
岩槻は県内公立のトップランナーであり、公立2番手の伊奈学園(6709人)を大きく引き離している。
秩父は新設の「国際教養科」だけの公式インスタ始めた。それはそれで評価できるが、フォロワー数の増やしたり、新たなブランドイメージを構築するなら、学校公式があったほうがいいだろう。

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