バスケの八村塁選手、NBAドラフトで、ワシントン・ウィザーズから日本人選手初のドラフト1巡目指名。
素晴らしい。
父親がベナン人とある。西アフリカのベナン共和国出身の方ということでいいかな。
ベナン共和国の位置が分からない?
そうだね。アフリカや中南米はよく分からんという人は多いだろう。
ではヒント。
国の南側はギニア湾に面している。
中学生もギニア湾は覚えておくといいよ。ギニア湾そのものは入試には出ないと思うが、この湾内に緯度0度(つまり赤道)と経度0度(つまり本初子午線)の交点があるんだよ。だから、ギニア湾と言われて「ああ、だいたいあの辺ね」と分かることは大事。
6月23日放送のTBS「サンデーモーニング」で張本勲氏が、八村塁選手に触れ、「本人よりも、親が嬉しいわね。お金は入るし、有名になってくれるし」と発言。
「親が嬉しい」までは、だろうねと思うが、「お金も入るし」には、ネットでも批判が噴出しているようだ。
こういう炎上するような、というか賛否が渦巻くような発言を、瞬時に言えるところがプロだね。あれって生放送だろ。
親は嬉しいだろうが、プロでやって行けるのかとか、怪我したらどうしようとか、そういう心配のほうが大きいと思うよ。
厳しい世界に息子を送り出すんだ。不安じゃない親がどこにいる。金は二の次だ。みんなに応援されて元気に頑張ってくれればいい。
と、まあ、こういう当たり前すぎるコメントじゃあ、テレビの世界では生き残れないわけだ。
張本さんだって、たぶん人の親なんだろうから、自分の子が有名になったり、大金持ちになったりしても、「お金が入って嬉しい」なんて思わんだろう。
でも、テレビのコメンテーターはそれじゃダメなの。3割ぐらいは納得し称賛されるような発言をし、あとの7割ぐらいは反発され炎上するような発言をする。求められているのはそこ。
さすが生涯打率3割1分9厘の大打者だけあって、ちゃんと3割をキープしている。
張本さんにアッパレ。
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