県立浦和の教育活動説明会に行って来た。学校説明会のことだ。この学校、年2回しか説明会を行わない。今季は8月25日と10月26日の2回。今日の参加者は事前申し込み時点のカウントで約900人。親も含めてだから生徒数では400人~500人と推定される。

 受付で渡された資料はA4プリント2枚。1枚は式次第(裏面はアンケート)、もう1枚は今日の部活動見学の案内。学校案内パンフはご自由にお取りくださいという方式。

 式次第
 1 校長挨拶(5分)
 2 令和2年度入試について(5分)
 3 浦高の教育活動について(45分)
 4 校歌紹介(10分)
 5 パネルディスカッション「浦和高校を語る」(30分)

1 校長挨拶
 「浦高は真のエリートを育てる学校である」(小島克也校長)。期待に応えられず申し訳ない(私)。
2 令和2年度入試について
 以前の教頭は「とにかく当日の学力検査がんばれ」としか言わなかったが、今回はスライドを使ってなぜ学力検査を頑張るべきかを丁寧に説明していた。
3 浦高の教育活動について
 ふだん私立のプレゼンに慣れている塾の先生方が聞いたら椅子からずり落ちちゃうかもしれな。
 冒頭に校長が「真のエリートを育てる学校」だと宣言しているのだから、それを受けて、じゃあ具体的にどういう授業をしているのか、どんな行事があるのか、部活はどうなのかを見せて行って、ほらね、こういう教育をしているから心優しくたくましい真のエリート候補が育つんですよ。と、そういう風に持って行かなきゃいけない。
 募集広報担当の先生だと思うが如何せん経験不足。でも声もスタイルもいいし場数を踏めば優秀なプレゼンターになるだろう。
4 校歌紹介
 グリー部。男声合唱団だね。校歌を含めて3曲披露。校歌の歌詞が異常に難しいからプリント配るなり、バックに映像流してやるといい。
5 パネルディスカッション
 現役生3人へのインタビュー。
 そんなこと分かってると思うけど、パネルディスカッションというのは討論会の一種で、最初出席者が座談会の形で討論して、後に聴衆も質問したりして討論に加わるんだね。参加型の討論会だよ。
 挙手して質問なんて20世紀の話だから、会場の受験生や保護者がその場でスマホから質問や感想を送って、それをリアルタイムで出席者も見て質問に答えたり、発言の中に取り入れるような形にしたらどうかと提案しておいた。来年やってくれるといいな。