明日はテレビ埼玉で番組収録がある。入試特番「埼玉県公立入試の傾向と対策」。年1回の放送だが20年近く続いている長寿番組だ。放送はまだかなり先で11月22日からだ。
 たぶん収録に時間がかかると予想されるので、明日のブログ発信は遅い時間になるだろう。

 本ブログでも何度か書いていると思うが、最初私がこの企画をテレ玉に持ち込んだ時は、完全問題予想番組だった。塾の先生に出てもらって「来年はここが出る」とズバリ予想してもらう番組だ。しかし、予想をはずした時、塾のイメージダウンになるし、受験生にも迷惑をかけるだろうということで賛同を得られず、過去問解説番組に落ち着いたという経緯がある。

 少し前に(10月14日)に、「20世紀型進学イベントからの脱皮が求められている」という記事を書いた。
 振り返ってみると、全県の中学生に配布する情報紙「よみうり進学メディア」を創刊したのも、「彩の国進学フェア」を始めたのも、テレ玉入試番組を始めたのも、すべて21世紀の初めだ。2001年から2002年にかけてだ。
 企画を考え、協力者を求めて走り回ったのは20世紀の終わりである。年齢的には40代の終わりだ。

 つまり何を言いたいかというと、同じ事を何の工夫もなく20年近く続けている俺ってバカじゃね?ということだ。それ以後、新しい事何もやってない。
 ネット社会到来以前に作り上げたモデルが、スマホで何でも出来ちゃう時代に通用するわけないじゃないか。

 役割終わったかな。

 そう思うようになったのは最近のことだ。時代に合った企画や手法は70歳を目の前にした私には考えられない。40代、50代はまだ頭も柔らかかった。体力もあった。だが、あの頃をピークとしたら今はその半分以下だ。
次世代にバトンを渡す時だ。

 とか言いながら、結構アイディアは浮かんでくるのだが、やはり自分が先頭に立ってというのはさすがにきつい。40代、50代の人達のパワーを借りないと何もできない。頼む、力を貸してくれ。