休校中の学習指導を見る。今日は本庄第一中学校だ。高校は古いが、中学校の方は平成28年(2016)開校だから、まだ一貫の第1期生は高校を卒業していない。場所はかつての県立本庄北高校の跡地。校舎裏手には利根川が流れ、その向こうは群馬県伊勢崎市。冬の晴れた日には上毛三山がよく見える。ギリギリ埼玉ほとんど群馬(オッと、今日はこの学校をディスるんじゃなく、ほめるんだった)。

 この学校のやり方は、一言でいうとGoogle使い倒しという感じかな。端末はクロムブックを利用しているようだ。コミュニケーション及び授業配信はhangoutsミート(ハングアウトミート)。それと特徴的なのはGoogleカレンダーを上手く使っているところ。
 って、言葉で説明してもよく分からないよね。
 いろいろ調べていたら、ちょうどいい動画があったので、それをご覧いただこう。
 この動画は「GIGAチャンネル」といい、青山学院中高講師の先生が個人的に運営しているユーチューブチャンネルのようだ。ここに本庄第一中学校副校長・高橋悟先生のインタビュー動画が掲載されている。

 「本庄第一中学校のやり方がよく分かる動画」

 クロムブックは、GoogleのOSで動く小型かつ安価なパソコンだね。iPadのようなタブレット端末ではなく、パソコンであるこちらを導入している学校も多い。
 Googleハングアウトは、LINEなどのようなコミュニケ―ツールとして以前からあるもので、私も一部使っている。ハングアウトミートは、その進化版と考えていいだろう。
 Googleカレンダーも使っている人は多いと思うが、私は、この本庄第一中学校のやり方を見て、なるほどそういう使い方もあったのねと勉強になった。

 日常の積み重ねがあってこその取り組みだが、これからオンライン授業に取り組もうという皆さんには非常に参考になる事例だ。

 この件に関しては、質問のある方は、私ではなくコチラにどうぞ。↓
 本庄第一中学校へのお問い合わせ

 
 ※追伸
 この記事を書いている最中に開智未来中高からFAXが入った。今どきFAXかよ。開智未来らしくないな。と、思ったが、受け手側の環境を考えてのことだろう。
 「4月29日学校説明会(ライブ配信)のお知らせ」という内容だ。
 中高受験生・保護者対象だが、教育関係者で視聴希望の方は事前連絡してほしいとのことなので、コチラにどうぞ。↓
 開智未来中高へのお問い合わせ
 
 このところ、インターネット出願や説明会予約などで「未来コンパス」というサービスを利用する学校が増えているわけだが、これは受験生を想定したものだ。
 よって、われわれ教育関係者は、別ルートで予約することになる。

 先週書いたばかりだが、今年はオンライン説明会(ライブ配信)や、YouTubeのような動画配信サービスを使った説明会がドッと増えるだろう。