「よみうり進学メディアWEB版」に私の書いた授業レポートが載っているので紹介(PR)しておく。
 この新聞は月に一度、県内全公立中学校2年3年生全員に中学校を通じて無料配布している。内容を一部差し換えた東京版・神奈川版・千葉版もある。

 埼玉版の11月号特集は「これが高校の授業だ」というもので、授業見学してその様子をレポートする。
 掲載校は以下のとおり。
 「よみうり進学メディアWEB版」のホームページは、一発で目的の記事に到達できないように作ってある。読者の皆さんのリテラシーを試そうとしているものと思われる。
 そこで時間の節約のためリンクを貼っておいた。

日本で受けられる世界基準の授業  昌平高校
実験を通し、原理を感覚的に学ぶ 埼玉平成高校
難しい文章が簡単に見えてくる不思議 埼玉県立深谷第一高校
少人数ならではの効果的授業 埼玉県立大宮光陵高校

 最初に書いたように中学生には配布されているのだから、ここで紹介したのは塾や高校の先生に読んでいただくためである。
 読んだ結果、この程度のレポートなら自分でも書ける、もっといいのが書ける、書いてみたい、と思った方は、お問い合わせフォームかなんかを利用して編集部に連絡をとってみるといいだろう。私に直接言ってくれてもいい。

◆ネットによる産業教育フェア開催中
 話題を変える。
 産業教育フェアというイベントがある。
 専門高校生の学習成果発表会といった位置づけである。
 各都道府県で行われており、全国大会もある。

 進学イベントではないので、塾の先生方をはじめ受験関係者からはスルーされている。実際、そこで受験生の姿を見かけることは滅多になく、むろん個別相談なども行われない。

 工業高校の生徒が広場にレールを敷いて、ミニ電車を動かしてくれたりするので小学生以下の子供たちが親子で来ている。
 私は専門高校や専門学科について継続的に取材をしている関係もあって、毎回見に行くようにしている。
 今年はコロナの影響で中止となり、代わってWEB開催されている。

 こちらが入口である。
 第30回埼玉県産業教育フェア

 農業・工業・商業・家庭といった、いわゆる職業系の専門学科が紹介されている。
 農業は動画4本、工業は写真のみ、商業及び家庭は動画各1本、それと学習成果発表動画が2本。

 前述したように生徒募集に関わるイベントではなく学習成果発表の場であるから受験生が見て面白いかというと、その点はやや疑問だ。
 予算の関係もあるんだろうが、動画もいかにも素人作りという感じだ(もし、プロの手が入っていたらゴメンナサイだ)。
 ただし、専門高校や専門学科について、丸っきり分からんという塾の先生方にとっては、それなりに勉強になるかもしれない。
 現在公開されている動画を全部見ても30分ちょっとだ。

読売中高生新聞