ハーバード現役合格とはすごいじゃないか。きわめて稀なケースではあると思うが、若者の快挙は素直に祝福しよう。

 
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 関東地区の教育関係者だったら、茨城県民じゃなくても名前ぐらいは知っているね。
 茨城県立日立第一高校
 でもまあ、茨城県と言えば、公立ならまず水戸一高とか土浦一高の名が浮かんでくるわけで日立第一は、偏差値ランク的にはトップ校とは言えない。
 2012年から中高一貫校となっており、当該の生徒君も一貫生だ。

 さて、さっそく同校のサイトに飛んでみたのだが、トップに現れたのがこれ。
 
 現役国公立134名。すごいね。
 うち東大3名。立派。
 で、「その他 ハーバード大学1名」。
 おいおい、ハーバード大学がその他扱いかよ。
 これは太字赤字で、ドーンと前面に出さなくちゃ。
 このあたりが、いかにも公立高校っぽいところだ。

◆海外留学から海外進学の時代へ
 海外の名門大学に留学するのではなく直接入学する。
 すでにこういう傾向は出始めているが、今後ますます増えるだろう。
 なにせグローバルの時代だから。

 日本の大学にまず入って、自分の興味関心、適性など見極めてから海外留学というのでも、もちろんいい。
 しかし言葉の壁と資金面をクリアできれば同じことは海外大学でもできるわけだから、一つの選択肢としてはありだろう。

 別にハーバードじゃなくスタンフォードでもMITでもオクスフォードでもケンブリッジでもいいけど、こういうのがいちいち新聞記事にならない時代が来たら面白いね。