昨日春日部高校に関する記事を書いていて、ふと思いついた。
 HPで校歌が聞ける学校って、どのくらいあるんだろう。
 今日は朝から雨降りでランニングには不向きだ。
 では、この際だから校歌聞き比べでもやってみるか。
 たぶん、ニーズは少ないだろうが。

◆伝統校の校歌

●浦和一女
浦和第一女子高校 校歌
 音楽部は全国大会常連。
 「えらばれて すごすよろこび ああ 浦和第一女子高校」。

●熊谷女子

 三番の最後、「かざさん花の冠を」のところがいい。

●松山女子
松山女子高校 校歌
 音楽部は全国大会出場の常連で何度も金賞を受賞している。
 高校合唱界の最高峰の歌声をぜひ聞いてほしい。

●春日部女子
春日部女子高校 校歌
 マンドリンギター部の伴奏も心地よい。

●川越
川越高校 校歌・応援歌
 コーラス、吹奏楽からオーケストラまで校歌ページの充実度ナンバーワン。

●深谷商業
深谷商業高校 校歌
 途中、軍艦行進曲っぽいメロディが出て来る。

◆新しい学校の新しい校歌
 学校が新しければ、校歌のメロディも詩も時代に合わせて新しいものになるだろう。

●浦和麗明(私立)
浦和麗明 校歌
 平成27年(2015)の共学化、校名変更に伴い新校歌を制定。
 作曲は芥川賞作家で「千の風にのって」の作曲でも知られた新井満氏。

●和光国際
和光国際高校 校歌
 昭和62年(1987年)創立となると詞もメロディも新しい。
 間奏に「♬ララララ、ララ」とスキャットが入ったりする。
 「限りない歴史を負って、せめぎあう国々のはて」。
 なるほど。谷川俊太郎氏の作詞というのが分かる気がする。

●川口市立

 作詞・作曲はシンガーソングライターの工藤慎太郎さん。
 平成30年(2018)、市内3校の統合により誕生した新しい学校。
 「心震える日でも 誰かの優しさでいたい」。
 こういうのは昔の校歌では考えられないフレーズ。

◆甲子園でお馴染み
 校歌なんて部外者が耳にする機会はほとんどないが、野球強豪校の校歌だけは何となく耳に残っている。

●花咲徳栄(私立)
花咲徳栄高校 校歌
 1番「春の 花咲徳栄高校」、2番「夏の~」と4番まである学校はめずらしい。
 夏の甲子園で演奏されるのはもちろん2番。

●浦和学院(私立)
浦和学院 校歌

◆神保光太郎シリーズ
 旧浦和市に住んでいた詩人、神保光太郎氏は多くの学校の校歌作詞を手がけているので、まとめて紹介。
 下記以外に与野高校も神保氏(音源がなかったので今回は割愛)

●大宮
大宮高校 校歌

●浦和南
さいたま市立浦和南高校 校歌

●浦和工業
浦和工業高校 校歌
 初音ミク(音声合成ソフト)による歌唱。

 まだまだあるが、あまり多過ぎると聞いてみようという気持ちも失せるだろう。
 なお、PCやスマホの環境によっては聞けない場合があるかもしれない。